1月16日、企画展「ひょうごの遺跡2021」が開幕しました。
整然と並べられた資料を熱心にご覧になるお客様、列品作業の苦労が報われます。
新しい資料の中でも最もホットな登リ田遺跡の土馬2品も並べられました。
会期は3月14日までです。ご来館お待ちしています。
開幕初日の講演会は、先月に引き続き館長の講演です。前回は、2004年9月に中国・集安地域に行った時の報告で、今回はその翌年、2005年9月に行った北朝鮮・平壌周辺の報告です。
今回の訪朝メンバーの方々。バックは開城(ケソン)にある恭愍王(左)とその皇后(右)の陵墓。直径は13mあるんだそうです。
江西三墓のうちの中墓の入口
開城の満月台にある瞻星台の天体観測に使われたという遺物
講演は、古墳群(高山洞、湖南里、土浦里)の様相や古墳内部の壁画の写真(安岳3号墳、伝東明王陵、徳興里古墳、江西三墓、台城里古墳群)、北朝鮮の街並みや自然等々、配付された資料の他、120枚に及ぶスライドで解説がありました。
館長の語り口が心地よく、あっという間の1時間半でした。