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youtube 見てね。

    当館が Youtube のチャンネル「 Local Prime 【兵庫県をもっと楽しもう】」で紹介されました。   Local Prime (ローカルプライムチャンネル)は兵庫県にゆかりのある人や物にフォーカスすることにより、「ひょうごの魅力を発見する」という番組です。   レポートしてくださったのは、姫路市のご当地アイドル、宮脇舞依さんです。 宮脇さんは 姫路市ご当地タレント、【 KRD8 】のメンバーで『まいまい』と呼ばれているそうです。なんとタレントの 陣内智則さんの姪っ子だそうです。   そして、まいまいをお出迎えするのはこの人をおいて他にはおりません!当館のアイドルである?永惠(ながえ) 学芸員です!!     Youtube 【播磨町】発掘の舞台裏から縄文の生活へ!難しそうなのに楽しい考古学を『兵庫県立考古博物館』で体験してきた!【ロカプラ兵庫】     兵庫県立考古博物館のツアーに参加しました ✨   縄文時代からの本物の壺や発掘の疑似体験が楽しめ、兵庫県の歴史や縄文時代のお墓も見学できました 👏✨   また、縄文人の服に着替えて写真撮影や古代船の展示、当日予約での勾玉作りなど、多彩な 展示と体験が考古学の学びとなりました ✨     発掘広場やテーマ展示室、そして古代体験と盛りだくさんの紹介をしていただきました。   一般的に展示室はどうしても物(モノ)の方に目が行きやすいですが、まいまいは当時の人目線で見学されており、「人が歴史の主役」であるという当館のテーマに沿ったレポートになっています。   そして古代体験では「まが玉作り」で器用で意外に力強い腕前を披露されていました。   まいまいからも「 ちょっと敷居が高く感じる考古学をより身近に体験でき、大人でも子どもでも楽しめるイベントがあって、こんな施設が兵庫県にあったのか!」という、うれしい感想を聞くことができました。   全体で17分ほどですが、当館の素晴らしい紹介ビデオになっています。 ぜひぜひ、皆様方もこの...

12月

  今年も残すところ、あと1ヶ月になりました。 館内もすっかりクリスマス、年末モードに突入しています。 ツリーの装飾品は、毎年飾り付けを手伝いに来てくださる方が丁寧に 手作りされたものを使用しています。 今年は何色がメインかなと職員も楽しみにしていました。   昨年はブルー基調の厳かな雰囲気、そして今年はピンクをメインにした暖かい色合いになっています。 おやおや? よく見ると何か変わった飾り付けがあるような・・・ アッ! こんなところにほったんが隠れていました! このあと、ほったんは係の人から厳重に注意されて帰って行きました。 皆さん、またツリーの中にほったんを見かけたら、係員までお伝えください。   ☆12月の予定について 今月は何かと忙しい時期かと思いますが、当館では古代体験以外にもイベントを予定していますので、お時間を見つけてお越しください。   16 日(土)「高校生によるクリスマスコンサート」 13時~、15時~の2部制となっています。 加古川西、加古川東、加古川南、明石西高校のコーラス・合唱部によるコンサートです。 定番のクリスマスソングを始め、バックナンバー・優里等のヒット曲など親しみのある楽曲をご披露します。   17 日(日)「もちつき」 もちつき体験は10時からで、先着30名です。 古代米つくりプロジェクトで田植え・収穫したもちごめ(ハリマモチ)を活用したもちつきです。 11時から「ぜんざいの試食」もあります。先着100名(無料)です。 どちらも、毎年恒例の季節感たっぷりの行事です。 お待ちしています!

ほったんのなぜなぜコーナー ⑨もうすぐ秋の特別展終了

  (ほったん) いよいよ秋の特別展も12月3日(日)で終わりだね。さみしいな。 でも、やっぱり駅家は身近なテーマだったので、興味のある人が多かったんだね。 本も「売り切れになった」って聞いたよ。 ボクは早めに買っといてよかったよ。   (学芸員) 本は秋季特別展の『展示図録』っていうんだけど、好評で完売したんだ。 どうしても見たい場合は情報プラザにあるのでそちらで見ることができるよ。 それから、各地の図書館や博物館にも送っているよ。   この駅家や古代官道の考古学的研究は、兵庫県が全国でも最先端を進んでいるんだ。 その理由は、全国で初めて駅家であると確認された遺跡「小犬丸遺跡(こいぬまるいせき)」【布勢駅家(ふせのうまや)】(たつの市)があること、さらに、全国で唯一の国指定史跡となっている 駅家【野磨駅家(やまのうまや)】(上郡町)があることなどが挙げられるよ。   考古博物館もいろんな駅家について積極的に発掘調査を実施したんだね。 駅家の位置を確定したり、出土品の収集などで多くの成果をあげることができたみたいだね。 僕も鼻が高いなあ~。 ナウマンゾウだけに。 調査は 平成20年から行っていて、実は僕も最初の調査に参加して 賀古駅家(古大内遺跡/ふろうちいせき)を担当していたんだ。その時に山陽道から駅家への進入路の発見や石製の唐居敷(からいじき)の発見をしたんだよ 。   へーすごいなぁ。じゃあここにその時の出土品もあるんだね。 ところで「からいじき」って何のこと?   唐居敷(からいじき)は 門の下にあって門の柱を受けたり、扉の軸受けとなるとても重要な土台のことだよ。板や石で作られていたんだ。 発見したのは左右一対の 唐居敷で、石材は 竜山石(凝灰岩)、大きさは縦 115 ~ 130cm 、横 60 ~ 85cm 、厚さ 40 ~ 50cm で、格式の高い大きな門が備わっていたと考えられるんだ。   大きな石だったんだね。 場所は加古川市野口町の大歳神社って書いてあったけど、そこに駅家で使われた 唐居敷や 礎石(そせき)が集められて 庭石などに使われているらしいね。 でも、ここで疑問が・・・ さっき「発見した」って言っていた...

エコロコおやこ「どんぐりおままごと」

11日(土)に、小さなお子さま向けの環境体験イベント、エコロコおやこ「どんぐりおままごと」が開催されました。 エコロコプロジェクト(ふるさと兵庫こども環境体験推進事業)は、兵庫県が 2019 年から始めた事業で、「エコロコ」は、 Eco logy (環境)、 Lo cal (地域)、 Co domo (こども)の3つのキーワードの頭文字を組み合わせた造語です。   エコロジー感覚(エコ)とふるさと意識(ロコ)を身につけた子ども「エコロコ」を兵庫県で育てていくために、行政だけでなく、博物館、大学、幼稚園・保育園等が連携して子どもたちに様々な体験の機会を届けるプロジェクトです。 今回は、三田市にある県立人と自然の博物館から植物はかせをお招きし、大中遺跡公園で拾ったどんぐりを使って遊びます。 まずは「どんぐり拾い」です。 大中遺跡公園には、どんぐりと一口に言っても、コナラ、クヌギ、マテバシイなど、 色々な種類の木のどんぐりがあります。さあ、林の中へ探しに行きましょう。 かごにどんぐりを入れます。たくさん拾ってね。 拾い終わったら広場に戻り、「どんぐりつぶし」を体験します。 自分で拾ってきたどんぐりを石でつぶします。手を挟まないように、気を付けてくださいね。 植物はかせから、「昔はお米がなかったから、ドングリを食べていたんだ。つぶして粉にして、クッキーのようなものを作っていたようだよ」と教えてもらいました。 こちらは「どんぐりコロコロ」。レールの上にどんぐりを転がして遊びます。 小さい子に人気でした。 考古博のボランティアさんがつくった土器に、どんぐりと、木の実を盛りつけます。 昔の人になりきって遊びます。美味しそうにできましたね! このイベントは、18日(土)も当館で開催されますので、ぜひ遊びにきてくださいね。 博物館敷地内で10時から15時までです。イチョウの木と竪穴住居が目印です。 お待ちしております。

#自宅でも考古博38 今に続く駅鈴のものがたり

  駅鈴(えきれい)とは 現在、当館では令和5年度秋季特別展「駅家発掘!-播磨から見えた古代日本の交通史-」を開催中です。 展示品の一つに、駅鈴(玉若酢命神社所蔵、国重要文化財)の模造品(姫路文学館より借用)があります。 駅鈴とは、鈴のように音が鳴る通行手形のようなもので、飛鳥~奈良・平安時代に使われました。公的な用務で全国各地に出張する際に携行し、駅鈴を持っていると、専用道路(駅路:えきろ)が使え、一定間隔に設置された駅家(うまや)で馬を乗り換え、休憩、宿泊し、随行者(駅子:えきし)まで付けることが出来ます。 内乱(壬申の乱など)の際、駅鈴は交通権の掌握につながるものとして戦略上重要視されるなど、権力を象徴するものでもありました。朝廷によって厳重に管理されていて、令(法)の規定によると、兵庫県内では、摂津国・播磨国・但馬国・丹波国には 3 口、淡路国には 2 口の駅鈴がそれぞれの国の役所(国府)に備えられていました(養老令諸国給鈴条)。 現在は島根県の隠岐島に鎮座する玉若酢命(たまわかすのみこと)神社が所蔵されている2口のみが知られており、国重要文化財に指定されています。 昭和51年(1976)に発行された20円はがきの切手デザインにこの駅鈴が採用されているので、ご存知の方も多いかと思います。   松阪市の駅鈴 ところが三重県松阪市には、JR松阪駅の駅前に大きな駅鈴のモニュメントが設置され、マンホールのデザインにもなるなど、市を挙げて駅鈴を「推し」ておられます。なぜ、島根県の駅鈴が三重県で推されているのでしょうか。 その理由は、今から 230 年ほど前のことになります。   江戸時代の国学者として知られる本居宣長(もとおりのりなが)は、享保 15 年 (1730) に現在の松阪市に生まれました。彼の学問に憧れた浜田藩(現島根県浜田市)の藩主、松平康定(やすさだ)は伊勢神宮への参拝途中に宣長と対面し、念願の講釈を受けることになります。自らの書斎や屋号を「鈴屋(すずのや)」とするなど、宣長の鈴好きは知られていたことから、康定は隠岐の駅鈴の模造品を鋳造し、宣長への贈り物としたのでした。 本居宣長にとっても、お殿様からいただいた駅鈴の模造品は特別な宝物であり、大切に保管されたため、現在も本居宣長記...

大中遺跡まつり

 11月4日(土) 青空の下、かつ3連休の中日という絶好の条件の中、第31回大中遺跡まつりが開催されました。 今回から飲食ブースも復活し、ステージ・古代体験・PR・飲食・物販とフルサイズでの催しとなりました。 オープニングセレモニーの後、KIRARAによる古代ダンスから幕開けしましたが、大勢の人でなかなかステージまで近づけません。 飲食ブースも大賑わい。29店もの出店があり、キッチンカーにもたくさんの行列が並んでいました。 考古博物館もひょうご考古倶楽部の皆さんと一緒に塩づくりやまが玉の研磨、紙芝居などいろいろな古代体験で参加しました。                  独楽(コマ)廻し道場 こちらは県立兵庫津ミュージアムの「兵庫の生州(いけす)で釣り」魚釣りゲームです。 博物館内でも他府県の博物館や当館の加西分館、まちづくり技術センターなどの出展があり、埴輪ストラップや本のしおりづくりなど、たくさんのご家族が挑戦されていました。                  龍の冠づくり これは、何でしょう? 答えは「靴下パペット(指人形)」だそうです。オリジナル作品を作るとのことでした。 当館への入館者だけでも3,600人を超える盛況ぶりでした。コロナ禍からの脱却を肌で感じられる楽しいイベントになりました。 ※今月の18日(土)・19日(日)は「関西文化の日」として常設展は無料となっています。  ぜひ、この機会も利用してお越しください!  もちろん、この日以外でも大歓迎ですよ。

祝 200万人達成!

令和5年10月29日 ( 日 )  入館者200万人を達成しました! 平成 19 年 10 月の開館から16年、これも、ひとえにご来館いただきました皆様方のおかげと感謝申し上げます。 100万人から200万人までの期間は、コロナによる休館などもあり時間はかかりましたが、ようやくこの日を迎えることができました。 記念のセレモニーをエントランスホールで実施しました。 この度、めでたく200万人目となりました入館者は神戸市から来られたご家族でした。 セレモニーは、ご家族を代表して小学3年生の男の子が銅鐸を鳴らすところから始まりました。 今回はくす玉がわりにデジタルサイネージを活用した式典となっており、カウントダウンに続いて「200万人達成」の画面がファンファーレとともに映し出されました。 当館館長から記念品の贈呈を行いました。 本人のご感想は「びっくりした。まさか、自分が200万人目に選ばれるとは・・」と目を丸くしていました。 話を聞きますと、来館は今春に続いて2回目で、今回は「古代体験の石包丁づくりに参加するため」という目的だったんですが、なんと今、お家でペットボトルを使って米(稲)づくりをしていて、その収穫に石包丁を使うということでした。 なかなか将来有望な少年で、できれば考古博物館も将来の就職先に検討をお願いします。 最後にご家族と館長による記念のポーズをとっていただきました。 ありがとうございました。

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