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加古大池でヨシ刈り

1月20日(日) 竪穴住居の材料となる葦(ヨシ・アシ)の刈り取り作業をしました。 場所は、稲美町にある加古大池です。 午前中は雨という予報が当たってしまいましたが、 ボランティアさんや明石高専の学生も駆けつけてくれました。 踊っているのではありません。 ヨシ刈りは結構ハードな作業なのでケガ防止のための準備体操をしているのです。 (ラジオ体操第一です。ちょっと不揃いですが) いよいよ作業開始。 刈払機4台で根元から刈り取っていきます。 作業前 1時間後 明石高専に短期留学している香港とブラジルの学生7名も参加。 初めての経験を楽しんでいます。 日本の真冬を堪能したようです。 昼休憩。 ボランティアさんが熱いお茶やお菓子を用意してくれていました。 ぜんざいの炊き出しもあり。おかわりしてしまいました。 ちょっと分かりにくいですが、午後からは天気も回復。 もう少し頑張ろう! いっぽう、博物館のヨシ保管場所。 刈られたヨシがどんどん運ばれてきました。 雨に濡れたヨシを乾かすために並べています。 作業もいよいよ大詰め、「そのヨシを束ねたら終了で~す」 無事終了。いい天気になりました。 ひと汗かいた後の風がさわやかです。 明石高専の学生と留学生の皆さん、 お疲れさまでした。ありがとう!

ひょうごミュージアムフェア(姫路で開催)のご案内

ひょうごミュージアムフェアが今年も開催されます。 1月26日(土)と27日(日)の二日間、 県内の博物館、美術館、植物園、水族館が イオンモール姫路リバーシティーに集結し、 ものづくり体験などの楽しいワークショップを開催します。 考古博は26日(土)に参加します。 1階タワーガーデン、「木簡名札をつくろう!」でお待ちしています。 昨年の様子です。 子ども達に人気でした。 ※考古博のワークショップは無料ですが、 材料費が必要なワークショップもありますのでご留意ください。         日 時  平成31年1月26日(土)~27日(日) 10時~16時         場 所  イオンモール姫路リバーシティー               (1階タワーガーデン・2階マジックガーデン)              山陽電車 飾磨駅下車 西へ徒歩10分            お問い合わせ先   兵庫県立歴史博物館   TEL  079-288-9011   FAX  079-288-9013

企画展開幕 初日に取材が2件

冬の企画展「ひょうごの遺跡2019…調査研究速報…」開幕しました。 兵庫県内から出土したばかりの資料を展示しています。 そして・・・、早速テレビ局(サンテレビ)の取材がありました。 撮影前に展覧会の主旨や、展示品の見どころを打ち合わせします。 撮影のポジションを決めてリハーサル。 いよいよ取材開始です。 テレビ取材の経験が多い学芸員も少し緊張気味です。 インタビューの後は、展示品をじっくり撮影し終了。 昨年話題になった装飾付須恵器もカメラに収まっていました。 ちなみに放送は来週初め頃の予定だそうです。 放送日が決まりましたらお知らせします。 楽しみですね。 一息つく間もなく、神戸新聞社の取材です。 端から順に展示品を説明していきます。 質問にてきぱきと答える池田学芸員   記者さんも念入りにメモを取っています。 明日以降の神戸新聞、要チェックです。

こんどの土曜日開幕! 冬の企画展 

冬の企画展の列品の様子を紹介します。 昨年話題になった「装飾付須恵器」がポスターの主役です。 もちろんご覧いただけます。   大量の資料が特別展示室に運ばれてきました。 まずは展示台を念入りに掃除します。 粘着ローラーで小さな埃も見落としません。 テープやひもなど会場設営には欠かせない道具類が入っています。 2人がかりで展示品をケースに入れています。 展示資料をどう配置しようかと考えながら慎重に動かします。 展示品リストとの照合作業。 にらめっこはしばらく続きます・・・・・・ ひょうごの遺跡2019 -調査研究速報- 平成31年1月19日(土)~3月24日(日) 兵庫県が実施した発掘調査と出土品整理による最新の調査成果を一堂に公開します。 ぜひお越しください。

考古博でコンサート~東播磨高等学校吹奏楽部~

今回で3回目となった「冬の寄り道コンサート」 県立東播磨高等学校の吹奏楽部30名(1年生17名、2年生13名)が演奏会を行いました。 構成は第1部アンサンブル、第2部合奏です。  第2部のようす 会場は立ち見が出るほどの大盛況となりました。 第1部のフルート、木管、金管、サックスのアンサンブルコンサートに続き 第2部はお馴染みの曲が演奏されました。 アニメ、アイドル(松田聖子)、演歌と各世代にグッとくる選曲で会場は大盛り上がり。 観客の嗜好を知り尽くした演出で楽しい催しでした。 「昭和」の雰囲気が見事に再現されていました。 昔はテレビの歌番組ってこんなんやったなぁ。 ちなみに松田聖子と演歌は全部歌えましたわ。 (アニメは自分の子どもが見ていたので知ってましたし) 生徒のみなさん、先生。ありがとうございました!

兵庫考古学研究最前線「アイルランドの巨石墳」

今回の講演会は館長和田晴吾が講師を務めました。 演題は「アイルランドの巨石墳」。 館長が30代前半の頃、現地に約2ヶ月滞在し、 墳墓の調査を行った際の写真をスライドで映しながら、 広大な景色やアイルランドの墓の特徴を紹介。 珍しい画像に皆さん興味深々です。 アイルランドでは集団墓が多く見られるが、 東アジアの墳墓は主に個人墓(権力者の墓)であるなど、 両地域の墓制の比較を語り、 皆さん「なるほど」と聞き入っていました。 次回の講演会は2月2日(土)、 (公財)兵庫県まちづくり技術センターの別府洋二副課長による 「考古学から見た律令制」です。 ぜひお越しください。お待ちしております!

メインホール展示 1月はイノシシ

1月は干支にちなんでイノシシを展示しています。   中央の展示台に猪にまたがる武士の “土人形” を 壁面右側には中国の “干支飾り” をぶら下げて展示しています。 土人形は6㎝程度の小さなものです。 新田四郎忠常の大猪退治(曽我物語)の一場面で、 左手で尻尾をつかみ、右手に刀を持っています。 この資料は兵庫津遺跡(神戸市)から出土した江戸時代のものです。   中国の干支飾りです。上から十二支順に並んでいます。 犬の下が「それ」ですが、 イノシシとは違うような・・・ 中国では猪は豚のことなのです。 1月31日まで展示していますので、ぜひ見に来てください。 メインホール展示は無料で見られます。

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