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「震災から30年とこれからの文化財保護」

  1月18日(土)、シンポジウム「震災から30年とこれからの文化財保護」が、当館講堂において実施されました。

 兵庫県歴史文化遺産総合活用推進実行委員会(事務局:兵庫県教育委員会文化財課内)主催、兵庫県立考古博物館共催のもと、令和6年度地域文化財総合活用推進事業のひとつとして行われました。 


 趣旨説明:柏原正民(兵庫県教育委員会文化財課課長)

 基調講演「阪神・淡路大震災からこれまでの文化財保護」
 村上裕道(京都橘大学文学部歴史遺産学科教授)

 「広域団体の取組み 歴史資料ネットワーク」 
 松下正和(神戸大学地域連携推進本部特命准教授/歴史資料ネットワーク副代表)

 「ヘリテージマネージャーの養成、活動とその展望」
 津枝勝見(ひょうごヘリテージ機構H²O代表世話役人)

 「兵庫県の取組み」
 田中康弘(兵庫県教育委員会文化財課主査)

 「神戸市の取組み」
 中谷 正(神戸市文化スポーツ局文化財課係長)

 「丹波篠山市の取組み」
 植木 友(丹波篠山市教育委員会社会教育・文化財課文化財係長)

 「香美町の取組み」
 石松 崇(香美町教育委員会生涯学習課副課長)

 座談会「これからの文化財保護」

 
 座談会では、活発な意見交換がなされました。

 閉会挨拶 
 菱田哲郎(兵庫県立考古博物館館長)

 阪神・淡路大震災から30年を迎える令和7年1月に、次世代の自治体や関係者への伝承を目的に大震災時の文化財保護やこれからの文化財保護行政の在り方を考え提言することを趣旨として開催されました。

 今回のシンポジウムを通して、多くの方々と共に学び、考えていくことが大切であるとあらためて思いました。(小林)

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