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12月 20, 2020の投稿を表示しています

今年最後の週末イベント -講演会と古代体験とクリスマスコンサート-

 令和2年も残すところあとわずかとなりました。今年最後の週末イベントをご報告します。 12月19日、兵庫考古学研究最前線第5弾、当館 和田晴吾館長による講演会です。 テーマは「高句麗の積石塚(中国・集安地域)」。 会場はコロナウイルス感染防止対策を取って、定員は72人にしています。 館長が2004年9月に高句麗に行った時の写真を中心に説明がありました。 これは高句麗前期の五女山城という山城です。海抜約82m、平坦部が300mもある独立丘陵です。 いろんな石積みが紹介されました。 兵庫考古学研究最前線第6弾は、引き続き館長の講演で、1月16日に 「高句麗の壁画古墳(北朝鮮地域)」と題して開催されます。 事前予約が必要で、1月1日締め切りです。 興味のある方は、当館HPをご覧いただいてお申し込みください。 館長の講演会と同じ日に、週末の古代体験も実施されました。 「銅鐸石けんをつくろう!」です。 銅鐸の深緑色になるように、石鹸液に色をつけます。 シリコンの型に流し込みます。 型からこぼれたり、はみ出した部分を削って形を整えます。 15分ほど置いて、型からはずすと石鹸のできあがりです。 グミのようにプニョプニョしているかと思ったのですが、意外と硬かったです。 翌12月20日(日)には、毎年恒例の高校生によるクリスマスコンサートが開催されました。 出演は、加古川西高校・加古川東高校・東播磨高校・加古川南高校・明石西高校の皆さん。 客席と距離をとり、観覧者を制限したため、例年よりも寂しいコンサートになりましたが、マスク着用とは思えない美しいハーモニーがホールに響きました。 来年は、マスクなしの歌声をたくさんのひとに聴いていただけるようになることを祈るばかりです。

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