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12月 22, 2019の投稿を表示しています

新春のイベント予告 「考古博DEお正月」

 考古博物館は、12月24日から1月1日まで館内メンテナンス等で休館させていただいてます。 この間は、大掃除や消防避難訓練、救急講習などを実施します。 新年みなさんをおむかえする準備をしています。 令和2年にお目にかかるのは、新年1月2日から。 恒例の「考古博DE お正月」を午後1時から3時30分まで(受付は3時まで)開催します。 お正月では初めての体験メニュー、  “古代のかわいいマグネットづくり” (先着120名 無料 整理券12時30分から) 埴輪の裏にはマグネットが付いていて、冷蔵庫などに貼りつきます。 写真は前回の「考古博DEお正月」の様子です。 “独楽に色塗り”  は今回も実施します。 (先着100名 無料 整理券12時30分から) こんな感じで独楽に好きな色を塗って、 世界に一つ、自分だけのオリジナル独楽を作りましょう。 “新春おみくじ”  です。 ガチャポンを使ったおみくじで運試しをしてください。 (先着120名 観覧券で1回限り引けます) おみくじに「空くじ」はありません。景品の一部をご紹介します。 令和2年の運だめし、何が当たるか? 楽しみにしてください。 新春ならではのイベントですので、ぜひお越しください。 お待ちしております。

考古博DEコンサート第2弾「サクソフォン・アンサンブル・コンサート」

令和元年 最後の開館日となった12月22日(日)、 考古博DEコンサート第2弾 「サクソフォン・アンサンブル・コンサート」を開催しました。 演奏してくださるのは、 全日本アンサンブルコンテストの出場経験もある実力派グループ 「宴(UTAGE)」の皆さん。 ディズニー映画『美女と野獣』の挿入歌「Be Our Guest」からはじまり、 「サンタが街にやってくる」「赤鼻のトナカイ」と クリスマスにふさわしい選曲で、 会場はプログラム前半から 手拍子が出るほどの盛り上がりです。 続いてそれぞれの楽器を紹介しながら、ソロパートの演奏をしてくださいました。 まずはアルトサックス。一番耳にする機会が多いかもしれない、はつらつとした音です。 つづいてテナーサックス。 少し低めで、落ち着いた音色です。 高音を担当するソプラノサックス。 天から舞いおりてくるような音がします。 バリトンサックスは低音の響きが魅力的な、 縁の下の力持ち。 「ゴッドファーザー」のテーマを聴かせてくれました。 そして、サックスの音色を 、ピアノの伴奏が包みこみます。 ソロパートでは「恋人はサンタクロース」で さらに盛りあげてくださいました。 ホールを囲む階上にも、演奏を見つめる多くの人が。 小さなサンタさんも、登場しました。 後半は「津軽海峡冬景色」を、一味ちがうアレンジで。 ラストはしっとり「見上げてごらん夜の星を」で楽しませていただきました。 客席からは「アンコール」がおこり、もう一曲「時代」を演奏くださり、 会場は大きな拍手につつまれました。 *    *    * サックスの音色に合わせ、 趣向を変えてセピア色に撮影してみました。いかがでしょうか。 (ソニー・クラークのレコードジャケットを、ちょっとだけイメージしました…汗) *    *    * 考古博の年末最後をにぎやかに飾っていただき、ありがとうございました。 また来年も「考古博DEコンサート」をおたのしみに。

大中遺跡公園の竪穴住居

先日、当館の近くにある狐狸ケ池で刈り取られた「ヨシ」ですが、 大中遺跡公園で竪穴住居の復元に使われます。 公園には現在11棟の竪穴住居が復元されています。 その半分近くは「竪穴住居復元プロジェクト」で造られたもの。 月1回のペースで、復元の活動をしています。 その様子は、このブログ(4/17、8/18)でもご紹介しました。 当館スタッフとボランティア、明石高専で建築を学んでいる 先生・学生さんがメンバーです。 *   *   * 「どうして2000年近く昔の住居のことがわかるの?」 といった質問を、いただきます。 もちろん実物を見た人は一人もいませんが(汗)、 当時造られた鏡や銅鐸、土器などに描かれた絵や、 遺跡から発掘された家の様子から復元したものです。 それでも実際に造ってみると、さまざまな気づきがあります。 例えば、その一つがヨシを使った屋根の強度です。 初めは、屋根のてっぺんにヨシを分厚く葺いていましたが、 雨で腐ってしまいました。ヨシだけは長持ちしないとわかりました。 現在は、屋根のてっぺんに杉皮を取り付け、 雨に強い家を模索しつつ、作業を続けています。 そこで、屋根の上部を杉板で覆うやり方を試行錯誤しています。 杉の樹皮は弾力性があって、水をはじきます。 これを屋根に取り付けて、水漏れを防ぐ作戦を考えました。 杉皮を適当なサイズにカットして、取り付けていくだけでも、 屋根に取り付ける方法や、雨漏りしないような重ね方など、 判らないことがいっぱい。 まずやってみて、失敗したら別のやり方を考える。 作業から学ぶのが、プロジェクトの面白さです。 *   *   * 遺跡公園では、造られた竪穴住居の補修も行っています。 こちらはプロの業者に依頼して、腐ったヨシを取り換え、 あらたに葺き直しを行います。 作業の途中では、骨組みだけになった住居の様子や、少しづつ 完成に近づく様子がご覧いただけます。 (工事の作業によっては、近づけない場合がありますので、 ご注意願います。) きれいになった復元住居では、当時の様子を感じていただける 体験メニューを現在準備中。ご期待ください。

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