恒例の、地元蓮池小学校5年生による赤米の田植えです。 いつも雨が心配な時期ですが、今日はそれほど暑くもない薄曇りの天候で、 小学生の田植え体験にはちょうど良い天気でした。 最初に注意と説明をしています。 「稲は、鉛筆を持つ要領で持って……」 真剣に聞いていました。 準備運動もしっかり行います。 子どもたちが腰痛になることはないと思いますが、念のため。 今回使用する田んぼは、東西約23m×南北約21mの広さ。 ここに1~4組の児童がクラスごとに順番に交代して植えます。 * * * 植える稲は、対馬赤米と総社赤米の2種類の赤米に壱岐黒米、ヒノヒカリ、ハリマモチの5種。壱岐黒米は、夏に開催する長崎県の一支国(いきこく)博物館との連携企画展に向けて、今年度から新たに植える品種です。 田んぼに足を入れた途端、一斉に「キャー」という声が。 多分初めてですよね、田んぼに裸足で入るのは。 これも子供たちには貴重な経験です。 苗は1か所に3本ずつ植えるので、束から3本数えて抜きます。 張られたロープに等間隔につけられた赤い目印のところに植えていきます。 「苗は深くしっかり突き刺してくださいね」と、注意がありました。 7列目。そろそろ慣れてきました。スピードアップです。 次の2組が到着して準備運動を始めました。 1クラス当たり、幅5mを担当します。 どろどろの足を田んぼ脇の水路で洗います。 冷たい水が気持ちよくて、夏は足湯よりいいかもしれませんね。 最終の4組がスタートします。 いよいよあと1列になりました。 もう少しです。 児童たちのガンバリで稲が植えられた田んぼ。 稲がきれいに並んでいますね。上出来です。 これから稲を育て、雑草を取り、虫を取り…と手をかけていきます。 稲刈りは10月16日の予定です。 その時を楽しみにしててくださいね。 田植えの様子(動画)です。
弥生の村、史跡大中遺跡に隣接したフィールドミュージアムです。