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1月 19, 2014の投稿を表示しています

紙芝居「播磨国風土記ものがたり」完成!お披露目会盛況 テレビ取材も・・・!

待ちに待った紙芝居 「播磨国風土記ものがたり」 完成!お披露目会が開催され 60名が紙芝居の上演に引き込まれました。 サンテレビも取材され、1月25日(土)17:30か21:24の ニュースで放送される予定とのことです 。 紙芝居は「神さまのがまんくらべ」、「伊和の大神とアメノヒボコの戦いを 組合わせたものです。 絵と話の構成もうまくまとめられて判りやすくなっています。 種定淳介学芸課長の挨拶で経過等の説明 風土記編纂の官命が下った一場面 アメノヒボコが海をかき回すシーン サンテレビも入念に取材されました この紙芝居はたびたび公演する機会がありますので、またお知らせします プロ級の腕前!ご期待ください!! 【おしらせ】 3月30日(日)まで開催中の 企画展 「ひょうごの遺跡2014ー調査研究速報ー」 1月26日(日)13:30~14:00は 学芸員による 展示解説 を実施します 解説を聞かれるとさらに理解が深まります ('ε') ぜひご参加ください イベント等のお知らせはホームページをご参照ください http://www.hyogo-koukohaku.jp/

陽ざし暖か 播磨国風土記ものがたり紙芝居お披露目などイベントたくさん!

1月25日(土)は 陽ざしも暖か 「播磨国風土記ものがたり」 紙芝居の完成!お披露目会など イベントたくさんです! 何といっても昨年春の特別展「播磨国風土記」ー神・人・山・海ーで研究・展示したものを題材に、紙芝居を作成しましたのでご覧下さい。 題名は「播磨国風土記ものがたり」13:05~メインホールでお披露目します。 紙芝居の準備に余念がない”ボランティア”のみなさん 13:30~講演会 丹波の丘陵地ある遺跡としては最大級です! 講堂にて開催します 14:00~15:00は石棺にはいろう! あたなも大王になったような貴重な体験ができますよ! 陽ざしもたっぷり イベント盛りだくさんの考古博にお越し下さい! 詳しくはホームページをご覧下さい http://www.hyogo-koukohaku.jp/

遺跡をしらべよう・土層

発掘調査って不思議! なぜ住居跡ってわかるの? 土を掘っていたら凹んででてくるの? なぜお墓ってわかるの? 骨は残っているの? 残っていないのはなぜ? 考古博の発掘広場にある住居跡は凹んでいますよね。 これはいくつも積もった土を順番に掘り下げるんだよ。 土がたまっている状態を土層というんだよ。 土層の重なり 下の方が古く、上にいくにしたがって新しくなる (地層累重の法則といいます) すべての遺跡がこのように古くは旧石器や縄文時代から 現代まで堆積しているわけではありません たとえば周りに比べて少し低くなっていたらたくさん堆積します。 その反対で高台ではほとんど堆積はありません。 つまりその土地の条件でかわるのです 旧石器時代では石器が出土したり、火山灰があったりします 縄文時代ではドングリを蓄えるための穴(貯蔵穴)などがある これを見つけるには、当時生活していた硬い土の面を草ケズリで削ると 一度ほられた穴に別の土が入って埋もれた場所には自然な土と交ざりけのある土に境ができます。 この境を見つけ出し、たまったほうの土を慎重に掘り下げると住居や墓などの凹みがわかるのです。 2000年前(弥生時代中期)には大洪水があったようで、上流から運ばれた砂の堆積がみつかりました。 土層の上(新しい)の方では硬い焼き物があったり、鉄製品などが出土します。 土層の上の方(今の地面のすぐ下)ではレンガの重なりや戦争で焼けた家や地面が黒くなったり、赤く焼けた土などが発見されることがあります。 みんなの足の下にはむかしの人が生きたあとが積み重なって埋まっているです。 古いものほど下の方から出てくるんですよ これらの解説は 発掘体験室にあります。 ぜひご覧ください 【イベントのお知らせ】 1月25日(土) 13:05~13:30 紙芝居 播磨国風土記ものがたりーお披露目会ー(無料) 13:30~15:00 兵庫考古博研究最前線 三釈迦山北麓遺跡群(むりょう) 公益財団法人兵庫県まちづくり技術センター副課長 14:00~15:00 石棺にはいろう 次の土日はイベント一杯!!

みんなで美味しく赤米の給食をいただきました(於:蓮池小学校)

ごちそうさまでした蓮池小学校のみなさん!! ありがとう!! 4年生のみなさん!! 今日のメニューは、赤米(白米(ヒノヒカリ)+赤米(対馬赤米))と 豚汁、クジラ肉のカレー煮、みかん、牛乳 今日は、環境教育の一環として考古博物館と蓮池小学校が連携し、栽培してきたお米を給食でいただきました。  蓮池小学校を訪れたのは、副館長を含め職員5人と考古博ボランティアの代表1人の計6人で、子どもたちと一緒に給食を食べさせてもらいました。    赤米づくりは、平成22年から毎年、蓮池小学校の4年生の子どもたちが挑戦してくれています。  赤米づくりは、考古博物館が管理する約10アールの大中遺跡公園に隣接した実験用水田で実施しました。蓮池小学校の4年生には、その水田の半分である5アール分の田植えと稲刈りをしててもらいました。  田植えは6月6日(木)に実施し、稲刈りは10月18日(金)に実施しました。稲刈りは鎌での刈り取り以外に、石製穂摘具(石包丁)での収穫にも挑戦してもらいました。  今年は赤米(種子島・対馬・総社)、紫黒米、ヒノヒカリ(現代米)、もち米の計6種類を栽培し、総量250㎏の収穫がありました。  今回は、蓮池小学校(全校生徒810名)の給食一食分のために、ヒノヒカリ(60㎏)と対馬赤米(7㎏)を提供しました。  みんな田植えや稲刈りのこと覚えていますか? 担任の先生から田植えや稲刈りについて書いた新聞が 紹介されました。  いただきます!! みんな一斉に食べ始めました。 「どう?」 「今から食べます!!」 今日はクジラ肉のカレー煮でしたが、古代の人もクジラを食べていました。 食べ物をとおして美味しく 学べましたか? おかわりの行列です。  他のクラスでも… 「もう食べた?」 「えっ?まだ!!」 「美味しいよ!!」 「えーご飯ないの!!」 「じゃあ豚汁にしよう」 あと残り一口だ!! 「どうだ!! うまいやろ!!」 「おっちゃん美味しいで!!」 「美味しい!!」 新聞社の取材もありました。 美味しさに言葉は必要ありません。 ごちそうさまでした!! 「大きな声で!!」 

兵庫県は古代官道研究 最先端!

飛鳥時代から平安時代前期まで機能した 「古代官道」 そして馬の取り替えや休息・宿泊を提供した 「駅家」 (うまや)研究は 兵庫県が最先端! 民衆が旅行するのは江戸時代、古代では特別な人たち (国外からの番客)や税金としての「調」を都に運ぶため 直線的な道路 が造られ、 道沿いに駅家が整備され、往来に利用された。 兵庫県は古代官道(山陽道・山陰道・南海道)沿いに「駅家」は28カ所あった。 古くから残っている寺は地域など支える人たちがいるが、駅家は当時の朝廷が設置したため、力が弱体化すれば一気に廃絶する運命だった。 そして延喜式(平安時代の百科事典に相当)などに記載された 遺構が長く土中に埋もれていた。 駅家の建物に使われた播磨国府系「瓦」 (たつの市小犬丸遺跡出土=布勢駅家) 播磨国府系瓦 (播磨国府が生産・管理した瓦) 須恵器の杯(浅い碗)の裏側に墨書きされたもの 旧字体の 「驛」 つまり駅家を指す 墨書で布勢井邊と判読できる これは 「布勢駅家」 (ふせのうまや) 兵庫県たつの市揖西町小犬丸にあった遺跡が布勢駅家であることが判明した 駅家を裏付ける「遺構と遺物」から 全国初の発見 になった 律令期(飛鳥・奈良・平安時代)このように山陽道では駅家がつくられた 山陽道は都(平城京・平安京)と大宰府をむすんだ 大路 (最も重要な道) 古代官道と駅家は考古博テーマ展示室「社会」奈良時代のコーナーに展示されています 是非ご観覧ください。 【イベントのお知らせ】 1月25日はイベント盛りだくさん 企画展 ひょうごの遺跡2014ー調査研究速報ー 特別展示室  開催中 13:05  紙芝居完成お披露目ー播磨国風土記ものがたりー メインホール 13:30  兵庫考古学研究最前線2013 三釈迦山北麓遺跡群ー丹波の大集落と古墳ー (仁尾一人 公益財団法人兵庫県まちづくり技術センター副課長) 14:00  ときどきドキドキ体験 石棺にはいろう 詳しくは考古博H.P.をご覧ください http://www.hyogo-koukohaku.jp/ 是非ご参加ください

『播磨国風土記』の紙芝居が出来ました!

紙芝居『播磨国風土記ものがたり』 完 成 お 披 露 目 会 2014年1月25日( 土 )13:05~13:30 場所:メインホール ☆『播磨国風土記』を基にした子ども向けの紙芝居が完成しました☆ どんなお話なのか楽しみですね .゚+ . (´∀`*) .+゚ 初披露の紙芝居『播磨国風土記ものがたり』是非見に来てください♪ +□+■+□+■+□+■+□+■+□+■+□+■+□+■+□+■+□+■+□+■+□+■+□+ ↓↓『播磨国風土記』を楽しく知りたい!という方にはコチラ↓↓ 「播磨国風っ土記ん」 『播磨国風土記』編纂1300年を記念して、 「播磨国風っ土記ん」という楽しいHPが出来ました! 動画で見る風土記のお話や漫画で見る古代播磨の様子など内容盛りだくさんです! 播磨イベントカレンダーもあり、お出かけの参考にしてみてはいかかですか? 詳しくはコチラ→ http://www.hyogo-tourism.jp/harima-fudoki/ (主催:兵庫県 協力:公益社団法人ひょうごツーリズム協会)

石器も多数出土 佃遺跡

3,500年前の土器が遺物収納コンテナに900箱も出土した 「佃遺跡」 石器も多数出土しました。 右下の「やじり」 右上の石匙(万能ナイフ)  左の大きな石は石器の材料(安山岩の一種 サヌカイト)その脇には削器(包丁) 石器の材料になる石のなんて大きなことでしょう・・・ いろんな形の石鏃(ヤジリ) 鳥などの小動物を射るには小さなヤジリ 大型動物を捕らえるには大きなヤジリ 各種使い分けられていたのでしょう 石匙(万能ナイフ) 上には”つまみ”をつくっています 射止めた獣の皮を”なめす”こともされたのでしょう 安山岩の一種である「サヌカイト」の分割元大型素材 旧石器時代以来、鉄が本格的に使用される弥生時代中期までの間、約1万年にわたりこの硬い石材が石器の材料として使われました。 このサヌカイトは香川県坂出市の金山周辺で産出する つまり四国からはるばる海を渡り淡路島に運ばれたとわかる 大量の出土遺物が出土し、3,500年前の縄文人の社会や生活などが明らかになりました : テーマ展示室 縄文時代(森と海に生きるナリュラリスト) 佃遺跡のコーナーをごらんください

ボクはどこに行くんだろう。。。-考古博から地下鉄県庁前駅へ-

夏の企画展「はかせからの挑戦  こうこはく動物園 」に登場した動物の埴輪達 たびたび博物館からお出かけします! 今度はどこに行くんでしょうか?? 「ボクはどこに行くんだろう。。。ドキドキ。。。」 着いた先は、 地下鉄県庁前駅コンコース 。 そこにあるショーウィンドで考古博の紹介をしています! ☆期間☆ 平成26年1月17日(金)~1月30日(木)午前中 ★場所★ 地下鉄県庁前駅コンコース内(西出口1・2番付近) 毎日できる古代体験の紹介やひょうご考古楽倶楽部さん製作の埴輪や土器を展示しています! 短い期間ですが、みなさん是非見に来てください ヽ(*’-^*)。

3,500年前の”まつり”の道具

淡路市浦に位置する 「佃遺跡」 佃遺跡は 西日本最大級 の縄文時代の遺跡です。 最大級とは出土遺物量の多さです。 28リットル入りの遺物収納箱で 約900箱!! 土器・石器・動物骨など多種多様 今回はその中でも”まつり”に使われた石器を紹介しましょう いずれも”まつり”の道具 左2点は縄文時代後期(約3,500年前)の石棒 右は縄文時代晩期(約3,000年前)の石刀 特に左側の石棒は大きな台石に立てかけられた状態で出土しました 向かって左端(1)の先端部分ですが、たくさん傷がついています 普通の石だと思って、何度も「クワ」でたたいてしまった傷です こんな石器が立ったまま出土することはなかったもので・・・ 写真中央(2)の石棒の先端は尖っています 写真右(3)の石刀は先端が折れた状態で出土しました 向かって左側は刃がつけられていますので、「刀」と考えられます (1)と(2)は緑色の結晶変岩で、中央構造線より南側で産出される硬い岩です 淡路島では産出されませんので、徳島や和歌山方面から運ばれたものと考えられます (3)は黒色粘板岩とかんがえられますが、詳しい産出地はわかりません 縄文時代の石棒は男根状を呈していれば子孫繁栄の”まつり”の道具 これらの石棒は社会的な儀式で使われた道具と考えられます テーマ展示室 佃遺跡のコーナーに展示されています 是非ご覧ください! 【お知らせ】 考古博では 企画展「ひょうごの遺跡2014」ー調査研究速報ー 開催中 兵庫県が実施した最新報告・最新発掘資料を公開! 詳しくは下記をご覧ください http://www.hyogo-koukohaku.jp/events/index.html

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