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6月 20, 2021の投稿を表示しています

小学生の田植え体験

 毎年恒例の赤米の田植えを、博物館西側に隣接する水田で行いました。  昨年は、新型コロナウイルス感染症対策のため、当館職員と当館のボランティアグループ「ひょうご考古楽倶楽部」のメンバー、蓮池小学校の先生方で植えましたが、今年は蓮池小学校5年生の児童たちが田植え体験をすることができました。    植えるのは、種子島赤米、ハリマモチ、ヒノヒカリ、壱岐黒米、対馬赤米の5品種です。兵庫県立農業高等学校の生徒たちが育ててくれた苗です。  職員とひょうご考古楽倶楽部の皆さん、すでに準備万端です。  蓮池小学校5年1組の児童たちが到着しました。1組から4組まで順番に入れ替わりで体験します。  弥生時代の服装「貫頭衣」を着た担当職員から田植え作業の説明です。「苗の束を受け取ったら3本ずつ抜いて植えてください。苗は深くしっかり突き刺してください」  当館館長の挨拶です。「ぜひ貴重な体験をしてください」  裸足になって、田んぼに入ります。足を入れた途端いっせいに声があがりました。田んぼに裸足で入って、くるぶしの上までヌルっと浸かる感触は、今の子どもたちにとっては稀有な体験です。  苗を受け取り、いよいよ田植え体験が始まります。  張られた紐につけられたしるしに3本ずつ植えていきます。「ちょっと本数が多いな、もうちょっと深く、その隣も植えてよ・・・」ボランティアが子どもたちにやさしく教えます。  2組の児童たちがやってきました。「こんにちは~」と、元気にあいさつしてくれました。  1組の児童たちの作業が終了しました。足が泥んこです。  田んぼの溝の清流で足を洗います。冷たい水が気持ちよさそうで、キャッキャと声が上がりました。  すっかりきれいになりましたね。  2組の児童が1組の後を受け継ぎます。  3列、4列と植えていくと作業も早くなっていきます。  4組までの作業が終了、お疲れさまでした。  児童たちは、「楽しかったですぅ~」と、元気に学校へ戻りました。  今度は10月、稲刈りに来てくださいね。  児童たちの頑張りで、ほとんど植えられましたが、時間の都合で少しだけ残ったところは職員とボランティアで植えました。あっという間に終了、さすがです。弥生人にも負けていません。  児童たちの頑張りで植えられた苗、秋まで元気に、おいしく育ってほしいですね。

特別展、あと2週間です。

兵庫県の緊急事態宣言が本日20日で解除され、明日からまん延防止措置に切り替わります。 それに伴い、当館でも6月22日(火)から発掘プールやまが玉づくりなどの体験が再開されます。楽しみにしてくださっていた皆さん、お待たせしました。 まだ一部ご利用いただけないサービスもありますが、感染症の収束状況により順次再開いたします。( 22日からご利用いただけるサービスはこちら :PDFが開きます) 講演会については、感染防止対策に留意して、引き続き予約制で実施していきます。 先週の土曜日には、特別展「弥生時代って知ってる?」の関連講演会・第2弾「発掘でわかったひょうごの弥生時代」を開催しました。講師は、今秋開館予定の県立兵庫津(ひょうごのつ)ミュージアム整備室の多賀茂治氏です。 広い県域と多様な環境や地理的条件をもつ兵庫県で、弥生時代がどのように始まり、展開し、古墳時代へと移行したのか。当県の遺跡や発掘成果を中心に、弥生文化の特徴と魅力を紹介していただきました。 詳しい話は、特別展図録中の各論でお読みいただけますので、ご興味のある方は当館 ミュージアムショップ等 でお買い求めください。(ちょっと宣伝です。) 特別展の会期もあと2週間。おでかけを自粛されていた皆さんも、この機会にお越しいただければとお待ちしております。 公式 インスタグラム でも情報発信中です。 学芸員が展示の見どころをこっそり紹介していますので、 あわせてお楽しみください。 フォローもお願いします!

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