スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

11月 25, 2018の投稿を表示しています

発掘体験 掘ってみよう むかしの遺跡

11月23日、姫路市広畑区の郷着(ごうじゃく)遺跡で、発掘体験イベントを実施しました。 この日は晴れて、掘るには最高の条件! 古墳時代の溝跡です。周りには竪穴住居跡も見つかっています。 グループに分かれて作業開始。 土器が顔を出したら、 傷つけないようによ~く注意しながら掘り進めます。 「こんな大きな土器の破片、見つけたよ!」 最後は、土器に付いた土を洗い流して作業は終了! おつかれさまでした。

遺跡ウォーク!!

11月17日(土)に、姫路市の宮山古墳周辺を巡るイベント「遺跡ウォーク」を開催しました。 秋の紅葉を楽しみつつ、約7Kmを約4時間かけて歩きます。 最寄駅で集合し、いざ出発! 最初に訪れたのは、壇場山古墳。県内で3番目に大きな古墳です。 「日本一古墳の数の多い県は?」「え、奈良?」 「実は兵庫県なんですよ」などとクイズをしつつ歩きます。 頂上には、露出した長持形石棺の蓋が!(ちなみに竜山石)。 お次は、すぐ近くにある山之越古墳へ。 けっこう急斜面。「足元に気をつけて~」 更に歩き、播磨国分寺跡で奈良時代の空気を感じたあとは・・・ 姫路市埋蔵文化財センターに到着! ここで昼休憩。 展示を見たあとは、いよいよ今回のメイン、宮山古墳へ。 副葬品として、渡来系の装飾品や大刀などが大量に納められていた、と学芸員から解説がありました。(現在当館で 装飾大刀 を展示中。12月2日まで) ウォーキングは進み・・・最終目的地、見野古墳群へ。 19基もの古墳が点在しています。 最後は、「姫路の石舞台」と呼ばれる10号墳の前で記念撮影。 全員ケガもなく、楽しいウォークでした。

古代の「たたら」で鉄づくりに挑戦

古代のたたらをまねて、製鉄に挑戦しました。 ひょうご考古楽倶楽部の主催です。 体験広場で行いました。 てきぱきと準備が進められ、多くの見学者を迎えました。 強制的に空気を送り込み、温度を上げて砂鉄と炭を燃やします。 砂鉄と炭が溶けて混ざって固まると鉄になるのだそうです。 温度、空気量、など調整がすごく難しいんですって。 こんなに炎が出てますが、残念ながら今回は 十分な温度が得られず、うまくいかなかったようです。 炉の上から写真を撮るだけでとても熱かったです。 炉をばらしていきます。使っている部材は市販されている七輪です。 炉の一番下です。鉄のような塊や小片が幾つかあります。 左から順に積み上げて炉にしました。 今後の研究に状態を分析することにしました。 純度はよくないですが、少し鉄の塊ができていました。(真ん中のトレー) 棒磁石にくっついているのが解りますか。 今回の実験を通じて、数多くのデータとノウハウが得られました。 今後さらに実験を重ねて、古代の人々の技術に近づきたいと考えています。 ------------------------------------------------------------- 実験の様子(動画)です。 -------------------------------------------------------------

講演会「中世の日本刀と拵(こしらえ)」

11月24日(公財)黒川古文化研究所の川見典久研究員による 講演を実施しました。 講演では時代劇での日本刀の差し方や戦の仕方などのお話をしていただきました。 拵(こしらえ)とは日本刀の刀身以外の物を指します。 日本刀を見るには、①武器としての実用性、 ②美術工芸品としての美しさ、③歴史資料としての観点から見るといいそうです。 会場は多くの刀剣ファンの方で満席になりました。

過去の記事一覧

もっと見る