考古博恒例の冬の企画展 「ひょうごの遺跡2021-調査研究速報-」 まもなく開幕です。 今年も最新の調査結果を一堂に公開します。 令和元年度に刊行した発掘調査報告書に掲載した遺跡と令和2年度に発掘調査をした遺跡から出土した選りすぐりの資料が展示室に運び込まれました。 展示する遺物の敷物の色を選んでいます。朱が映えるか、紺が映えるか、遺物の色との組み合わせでどの色が一番遺物が引き立つかを検討します。 展示解説ボードの取り付けです。水準器を使って水平に設置します。 遺物をどう配置したら見やすいか、大きさ、形、色合いなど全体のバランスを考えます。学芸員のセンスの見せどころです。 13日に県教委が発表したばかりの姫路市「登リ田遺跡」の飛鳥時代の墓から発掘された「土馬(どば)」を早くも展示します。(左側です)乞うご期待。 今回は現在展示室の増築工事で臨時休館中の加西分館「古代鏡展示館」からも古代鏡の展示があります。干支の丑をはじめとする十二支が描かれた古代中国鏡3面をご紹介します。 古代鏡の細部が見えるようにライトを設置します。 解説パネルの取り付けです。 立派なコーナーになりました。分館が開館して4年、その間開催された企画展のチラシや展覧会の解説シートも展示しています。解説シートはお持ち帰りいただけますよ。 準備も整いました。あとはお客様のご来館をお待ちするだけです。 企画展「ひょうごの遺跡2021-調査研究速報-」 1月16日(土) ~ 3月14日(日) ぜひご観覧ください。
弥生の村、史跡大中遺跡に隣接したフィールドミュージアムです。