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6月 30, 2013の投稿を表示しています

「キラリ!ガラスまが玉づくり」を担当者が初報告いたします!

朝から蒸し暑い今日でしたが、20名の参加者による「キラリ!ガラス勾玉づくり」が開かれました。 どんな勾玉ができるのだろうと、皆さんワクワクしてました。                                               ↑まずは勾玉の鋳型をつくる作業。                                        ↑できた鋳型を高温の七輪のなかで焼きあげます。                                          火の番が大変で、ボランティアさんが汗だくでした。                                                                  ↑焼きあがった鋳型の中に、ブルーのガラス粉を                                           手を「プルプル」震わせながらみなさん入れてました。 ↑皆さん勾玉づくり楽しそう!   ・・・・ところがここで残念なお知らせがあります。あんなに皆さんに協力していただいて撮った写真が、本体の不具合で撮れてませんでした。「ブログ楽しみにしてたのにー」と期待していた皆さん、きれいなガラス勾玉を手のひらに乗せてくれた女の子、勾玉を首からひもでぶら下げポーズをとってくれた男の子、本当にすみませんでした。次回はばっちり撮影します。                 

震災支援職員の活動報告会開催

震災支援職員の活動報告会開催 ー考古博物館職員が派遣されている、「東日本大震災復旧・復興事業に伴う発掘調査」報告ー 津波に流されず、火災にも免れた小さな祠 傍らに「ここに故郷あり」の幟 発掘調査で「 真っ黒 な顔」  あっ!地黒か 派遣先:福島県教育庁文化財課復興調査チーム  専門文化財主査 甲斐昭光さん 福島県広野町 桜田Ⅳ遺跡 人が立っているところから大型の柱跡が見つかりました。 規則的に掘立柱建物跡が並ぶことから奈良時代の官衙 (役所・駅家などの公的施設)と考えられます。 重要な部分は復興住宅建設位置をずらし、公園部分として保存されるとのことです。 一方、宮城県への支援職員は 散発にもいかず、ひたすら発掘に専念! 派遣先:宮城県教育庁文化財保護課  技術主幹 池田征弘さん 宮城県石巻市給分浜(牡鹿半島)に位置する「中沢遺跡」 津波被害にあった住宅の集団移転に伴う調査です 縄文時代前期の集落の全貌が明らかに! 昨年度の調査では宮城県では始めて縄文時代前記の大型住居が発掘されました! 全国各地から埋蔵文化財専門職員が多数被災地に派遣され、 発掘調査などの支援にあたっています。 体に気をつけて、地域の復興のために・・・

はにわがやけた 

夏の企画展に展示する動物埴輪を当館のボランティアがつくっています。 電気窯で3日間かけて焼きました。 今回は水鳥形埴輪ですが、あと、猪、犬、鶏などが出来上がります。 ときどき報告する“つもり”です。 7月20日(土)から特別展示室で見ることができます。   お楽しみに!        焼く前のはにわ                                  スライド台に乗せてそ~ろそろ                    暫しの別れ、3日間待ってね    設定はこんな感じ。    3日経ちました~ちゃんと焼けとるかいな~    焼けていますこんがりと! 美味しそうですらあります。    ああなんと愛おしい、私のハニワ    次はオイラだ、ぶひぶひ   企画展は7月20日(土)からです。 来てな! 

考古博物館に七夕飾り登場!!

考古博物館の七夕飾りには「願い」がぎっしり!! メインホールの七夕飾りの短冊にはお客様の 「願い」ごとがいっぱいです。  考古博物館のメインホールには今年も七夕飾りが登場 しました。      吹き流しやさまざまな形の飾り物が七夕気分を盛り上 げてくれています。  七夕飾りの横には、短冊に「願い」を書くコーナーも設置 しているので、ひとときのお時間をお客様が楽しんでおら れます。  いかがでしょうか。    あなたも博物館で星に願いを届けてみませんか!! 家族の健康を願う人、成績アップを期待する人、よせる思いが届くように祈る人。 みんなの「願い」が星に届くきますように。

これ! なに! -淡路島 珉平焼(みんぺいやき)の"どうぶつ"たち-

これ! なに! ー淡路島 珉平焼(みんぺいやき)の”どうぶつ”たちー 色とりどりの”どうぶつ”たち 考古博メインホールの展示が替わりました。 江戸時代後期から続く”珉平焼”阿波藩の御用窯として栄え、明治時代からは地元有力者により淡陶社(だんとうしゃ)として、陶器やタイルが生産されました。 これらは南あわじ市北阿万伊賀野のオニオンロード道路工事に際して発掘されたもので、 近世から近代の窯業を理解するうえで重要な資料です。 s 珉平焼の陶器やタイルの”どうぶつ” 出土したたくさんの遺物の中に動物をかたどったものがあります。 お皿の内側の「龍」文様、「かえる」や「とり」など何に使われたのでしょうか。   メインホール展示   見て!この写真。谷を埋め尽くした 陶器やタイルの失敗品 「龍」 「龍」の文様が押し当てられた「三彩方形皿」と後方は方形皿の「土型」 細かな形や文様を簡単に付ける為に「土型」で成型したのです。四本爪の足が見えるかな.。 かえる かめ うさぎ 「かえる」と「かめ」は穴だらけ! これは生け花に使われる「花留」(はなどめ)。 針だらけの剣山(けんざん)を使うのでなく、浅い水盤にそっと草花を留めるために・・・ こちらをにらんでいるタイルの「うさぎ」。壁飾りとしてつくられたのかな? 千鳥 いぬ とり 右:淡陶社のシンボル「千鳥」。壁飾り用のタイルとしてつくられたのでしょう。 上左:かわいい眼の「いぬ」の水滴。硯に使う水を溜めるために作られたのでしょう。 下左:「とり」かわいい「すずめ」の置物です。 これらの”どうぶつ”たちは生産途中で失敗した”かわいそうなどうぶつたち”。 完成品は国内では未確認です。 特に原色に塗られた「花留」は海外向けに生産されたものでしょう。 今も大切に使われているのでしょうか。 愛おしい珉平焼の”どうぶつ”たちを 是非ご覧ください。

この夏 粘土で馬をつくろう!!

みなさん、「土馬(どば)」ってご存知ですか? 読んで字のごとく「土で出来た馬」で、古代のお祭りに使われたものです。 今回の夏の企画展「はかせからの挑戦状 こうこはく動物園」にも、 神戸市にある芝崎遺跡から出土した土馬を展示します。 そして、 実際に「土馬」をつくろう!!という古代体験講座が 8月3日(土)に行われます♪ 今日は、ボランティアのみなさんに製作していただきました!! 粘土をまぁるくしていきます 全部お見せしたいのですが、当日の楽しみがなくなってしまうので、ここまでです。 「そうしてつくるのか」と驚きました!! 一体、どうやって土馬をつくっていくのでしょうか?! 出来上がりはこんな感じです。 それぞれの個性が出た、たくさんの土馬が出来ました♪ 夏休みの宿題にぴったりの古代体験講座!! この夏は、考古博物館で「土馬」をつくってみませんか?? 8月3日(土)に午前の部と午後の部と2回行われます。 予約が必要となりますので、詳しくは http://www.hyogo-koukohaku.jp/ をご覧下さい。 定員がありますので、 早めの予約をオススメします!! ※持ち帰りは1ヵ月後となります。

博物館に絵を見に来ませんか?

7月2日(火)から7月19日(金)まで、情報ネットワーク広場において、 「 パ レ ッ ト ク ラ ブ 作 品 展 」を行っています!! 小学生たちが描いてくれた色々な博物館を是非見に来てください♪

古代のまじない ひとがた流し

初夏の年中行事イベント「再現!古代のまじない ひとがた流し」が行われました!! 古代では自然災害や疫病は「罪」や「ケガレ」によって起こると信じられており、それを人の形をした木の板=人形に移して、水に流すことによって災いから逃れようとしました。 「ひとがた流し」が実際にどのように行われていたか、はっきりとわかっているわけではありませんが、昔の記録や出土品を参考にしながら再現してみました。 受付のスタッフとボランティアさんが持っているのが 今回使用するひとがたです。 ひとがた流しの説明を聞いたら、 早速、ひとがたに顔を描いてみましょう。 では、早速流してみよう! と言うのではなく、最初は、宮殿の中で天皇に対して行われていた儀式からはじまりますので、それにならって進めていきます。  儀式で登場するのは、中臣、東文部、西文部、中臣女です。 ひょうご考古楽倶楽部のみなさんが儀式をして下さいました。 そして、重要な人物「天皇」です! 天皇役をしてくれたのは、織田将貴くん(11歳)です。  儀式は、静粛に執り行われました  中臣が「祝詞(のりと)」を唱えます。 ひとがた流しをする際の「大祓詞(おおはらえのことば)」を唱えます。 「ひとがた流し」の前に行う儀式が終われば、いよいよ博物館の横を流れる喜瀬川に移動です。 これは一体誰のひとがたでしょうか?! 「ひとなで、ひとふき」 自分の悪いところを人形にのりうつすためになでつけ、それから、息をふきかけます。 これで、人形にうつりました。 ひとがたを流します。 今日は約100名の参加がありました。暑い中、参加してくださったみなさん、ボランティアのみなさん、ありがとうございました。 そして、見事天皇役を務めてくれた織田将貴くん。「普通では体験出来ないことが出来てよかったです」と この大役を楽しんでくれたようです。ありがとうございました。 みなさんがこれから迎える暑い夏を健やかに過ごせます様に ☆彡

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