スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

12月 13, 2015の投稿を表示しています

学芸員によるテーマ展示解説「復元古代船について」(12.13)

特別展「王墓の埴輪-池田古墳のすべて-」が終了しましたので、学芸員によるテーマ展示解説が再開されました。 復元古代船の展示 (この船には日曜日の14:30~15:30に体験乗船できます) 松井良祐学芸員による「丸木舟から準構造船への造船技術史」のお話から 豊岡市袴狭遺跡出土の船団線刻画木製品や姫路市飯田長越遺跡出土の船材などから復元された準構造船(4世紀初頭の船)のお話 出石神社のご祭神でもある新羅の王子「アメノヒボコ」が乗る復元古代船はどこに向かうのだろうか? 参加者へ歴史のロマンを古代船で紡ぐ松井学芸員 また、滋賀県文化財保護協会から発表された長浜市塩津港遺跡(平安時代後期)の木造船の部材が、和船の造船技術の推移(準構造船から構造船へ)の謎を解く資料であるという新聞記事も併せて紹介されました。清盛の大輪田泊の風景にも、今後の検討が必要になるのでしょうか? 冬の寒さが厳しくなると来館も大変かと思いますが、師走の日曜日の12月20日も岡田学芸員によるテーマ展示解説「ひょうごブランドの誕生」があります。1時30分にテーマ展示室入口にお集まりください。よろしくお願いします。

竪穴住居復元プロジェクト2015活動報告「狐狸ケ池で葦刈り」(12.12)

冬の好天の下、今年も狐狸ケ池で葦刈りをしました。 朝に「ひょうご考古樂倶楽部」から搗き立てのお餅を戴き、その力餅で一日の作業が無事に終えることができました。感謝感謝! また、播磨町臨海管理センター、地元水利組合や住民のみなさまの協力で作業ができました。ありがとうございました。 刈り取った葦は、茅場で乾燥させ、次の竪穴住居復元の茅葺の材料になります。 作業手順の確認 草刈り機と草刈り鎌で葦刈りを始める 葦を束ねる(館長の見学) 午前の参加者と葦束 午後も葦を刈る 午後も健闘した参加者 葦刈後の狐狸ケ池 茅場で葦を乾燥させる 狐狸ケ池の葦刈りに続いて、1月24日には稲美町の加古大池で葦刈りを予定しています。真冬の葦刈りになりますが、頑張りましょう! また、竪穴住居復元プロジェクト2015の次回の活動は、12月20日(日)10時~15時に5号住居の茅葺作業を行います。大中遺跡見学の時には、5号住居復元作業も見学ください。お声かけ戴ければご説明もいたします。

過去の記事一覧

もっと見る