特別展「王墓の埴輪-池田古墳のすべて-」が終了しましたので、学芸員によるテーマ展示解説が再開されました。 復元古代船の展示 (この船には日曜日の14:30~15:30に体験乗船できます) 松井良祐学芸員による「丸木舟から準構造船への造船技術史」のお話から 豊岡市袴狭遺跡出土の船団線刻画木製品や姫路市飯田長越遺跡出土の船材などから復元された準構造船(4世紀初頭の船)のお話 出石神社のご祭神でもある新羅の王子「アメノヒボコ」が乗る復元古代船はどこに向かうのだろうか? 参加者へ歴史のロマンを古代船で紡ぐ松井学芸員 また、滋賀県文化財保護協会から発表された長浜市塩津港遺跡(平安時代後期)の木造船の部材が、和船の造船技術の推移(準構造船から構造船へ)の謎を解く資料であるという新聞記事も併せて紹介されました。清盛の大輪田泊の風景にも、今後の検討が必要になるのでしょうか? 冬の寒さが厳しくなると来館も大変かと思いますが、師走の日曜日の12月20日も岡田学芸員によるテーマ展示解説「ひょうごブランドの誕生」があります。1時30分にテーマ展示室入口にお集まりください。よろしくお願いします。
弥生の村、史跡大中遺跡に隣接したフィールドミュージアムです。