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7月 25, 2021の投稿を表示しています

竪穴住居復元プロジェクト 新しい竪穴住居の建築に着手

 令和3年度は、新しい竪穴住居の建築に取り掛かっています。復元プロジェクトで自分たちで建築した最初の竪穴住居が傷んできたため、1年半ほど前に取り壊し、同じ場所に再建します。  4月上旬、建設予定地の準備に取り掛かりました。復元プロジェクトは、当館職員、ボランティアと、明石工業高等専門学校の教員、生徒で取り組んできました。しかし、緊急事態宣言が発出され、その期間は明石高専の学生たちは参加できなくなりました。その間、使用する木材の防腐作業や寸法合わせなど、地道な作業を当館職員で行っていました。  緊急事態宣言が解除され、学生たちが参加できるようになったため、6月27日にさっそく建築準備にとりかかりました。  この日は部材の確認と柱の位置決めをして柱穴を掘り、柱を仮組みしてみました。  職員とボランティアと学生が協力しての作業です。  部材と位置の確認をして、いったん撤去し、次回からの本格的な作業に備えます。  7月24日、いよいよ建築開始です。前回確認した位置に柱を立てて梁を渡たしています。  強い日差しの中で汗まみれになりましたが、学生たちは元気に活躍していました。    脚立に上がっての作業です。足元の地下足袋が渋いですね。  竪穴住居復元プロジェクトは、弥生時代の人たちがどのようにして家を建てたのかを模索しながらの作業ですが、建物の安全のため、要所には近代の道具も使います。   この日の作業はここまで。柱と梁と桁の基本的な組み上げまでを済ませました。  これから垂木を配置し、茅を葺いていくのですが、月に2回の限られた時間の作業ですので、来年までかかるかもしれません。    月ごとに “成長” していく建物の姿、大中遺跡公園に来られた時はぜひご覧ください。作業中でも声をかけていただければ嬉しいです。  次回は、8月14日(土)、その次は8月29日(日)の予定です。  (午前中で終わります。暑いので…)

体験講座「古代の技に学ぶかごづくり」

 7月25日(日)、古代体験講座「古代の技に学ぶかごづくり」を開催しました。 材料のクラフトテープです。これを組み合わせてかごを作ります。 まずは底面づくりから。「この順番でいいかな?」 わからないことがあったら、先生役の当館ボランティアの皆さんに聞いてくださいね。 テープとテープの間に細いひもをかけています。なかなか難しそうです。 底が出来たらテープを折って、側面を作っていきます。 完成です!みんな上手にできたかな?

体験講座「はじめての土器づくり」

7月18日(日)に、体験講座「はじめての土器づくり」を開催しました。 古代の人と同じように貝や縄で紋様をつけて、オリジナルの土器を作ります。 青いエプロンをしているのは、当館のボランティアスタッフです。 丁寧に教えてくれるので、はじめてのかたも安心です。 はじめに、どんな土器を作りたいか、設計図を描きます。 粘土のかたまりを、切り分けて伸ばして、「粘土ひも」を作ります。 その粘土ひもを積み重ねて、高さを出していきます。 ある程度、形ができたら、フチを丁寧に整えます。 貝殻を使って、丸みを出しています。 これでいいかな?  *  *  * このあと3週間ほど乾燥させ、 博物館の窯で焼き上げます。 ほかにも色んな体験講座を企画しています。 (くわしくは 「体験」のページ をご覧ください) みなさんのご参加、お待ちしています。

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