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7月 21, 2019の投稿を表示しています

明日土曜日は、考古博DE夏まつり

梅雨もあけました。恒例の考古博DE夏まつり、いよいよ明日開催です。 今回体験できる遊びは5つ。 昨年の様子から特に人気の高いものをご紹介します。 「ねらいはあれだ! ゴム火縄銃で射的」 温泉街の射的の雰囲気が味わえますよ。 時間帯によっては順番待ちの列ができました。 「何匹釣れるかな? しょう油鯛で金魚すくい」 こどもたちに大人気! 「古代のあそびに挑戦 はにわ投壺(とうこ)」 矢を壺に入れるだけの単純な遊びですが、意外と難しいんですよ。 何度も挑戦に来る人がいます。 前回の体験で悔いの残る方は、ぜひ今回もう一度! ひょうご考古楽倶楽部の紙芝居(1回目13時~ 2回目14時30分~)も好評です。 今回はどんなお話かな? 写真でご紹介した他にも、「本物の土器にさわってみよう」、」「壱岐いきクイズラリー!」、「 発掘現場からのLIVE中継(13時30分~14時30分 )」など 盛りだくさんです。 今年も来てね。 7月27日(土)12時30分~15時30分 無料でお楽しみいただけますので、今年もお誘いあわせのうえご来場ください。 お待ちしています。

企画展関連講演会「壱岐の弥生時代-魏志倭人伝に記された一支国の世界-」

ついに始まった夏の企画展「壱岐の古代文化」。 開幕初日の7月20日(土)には講演会 「壱岐の弥生時代-魏志倭人伝に記された一支国の世界-」を開催しました。 講師は、壱岐市からお招きした松見 裕二学芸員 (壱岐市教育委員会社会教育課係長)。 長崎県・壱岐市立一支国博物館と当博物館との連携企画展となる 今展覧会の展示作業を行うため、 15日から兵庫県に滞在くださり、展示もご協力いただきました。 兵庫県からは450Km以上はなれた壱岐島の古代について、 詳しい話が聴けるとあって、会場には大勢のお客さまがスタンバイ。 期待がふくらみます。 はじめに、魏志倭人伝に記された一支国(いきこく)の記述について説明がありました。 今から1700年前に書かれた中国の歴史書には「一支」と記され、 わずか57字の記述ですが、一支国の位置や地形の特徴、人々の暮らしの様子など、 発掘調査ではわからないことが見えてきます。 隣国である対馬国との対比にも触れた後は、 いよいよ講演の中心となる、壱岐島における弥生時代を代表する4つの遺跡 (天ヶ原セジョウ神遺跡、カラカミ遺跡、車出遺跡群、原の辻遺跡) についてのお話に移りました。 それぞれ立地や特徴が異なり、当時の一支国の繁栄がわかる遺跡とのことです。 なかでも一支国の中心と考えられる原の辻(はるのつじ)遺跡は、 規模が大きく、豊富な出土品が見つかっています。 今回の企画展のメインでもある遺跡の内容について、 弥生時代~古墳時代初頭までの特徴を詳しく解説いただきました。 海岸から1.5kmほど内陸にある原の辻遺跡は、中国・朝鮮大陸との交易の拠点で、 当時の人々は大陸から入手した製品を九州だけでなく日本各地の弥生人に引き渡すことで生活していました。 日本最古の船着き場も見つかっています。 弥生時代中ごろ(今から2000年ほど前)の環濠集落跡からは朝鮮半島のものと同じ特徴の土器が出土しています。 同じ時代には朝鮮半島で日本産の袋状の口縁壺が見つかった例もあることから、 海を越えての交流が盛んに行われていたことを知ることができます。 今回の企画展の目玉となる「人面石」が出土したのもこの原の辻遺跡です(弥生時代後期 2000~1700年ほど前)。 特徴

夏の企画展 開幕しました

長崎県壱岐島の一支国(いきこく)博物館との連携企画展が開幕しました。 午前9時30分、いよいよ展示室の扉が開きました。 いつも開幕のこの瞬間は、期待が高まって緊張します。 さあ、今回はどんな展示でしょうか。 入場してみましょう。 夏休み期間なので、子どもたちもわかりやすく楽しめる工夫がいっぱい。 説明がかわいいイラストつきで、楽しくよめますよ。 絵のタッチがいかにも昔の人っぽい雰囲気です。 家族みなさんで一緒に見学いただけると、うれしいですね。 国指定重要文化財の人面石が展示されている脇には、 みなさんに参加いただくブースがあります。 もうすでに1枚貼られていますね。 これが人面石。確かに、あの「ムンクの叫び」の顔に似てますね。 さて、何と叫んでいるのでしょう? 思いついたつぶやきを用紙に書いて貼ってください。 子どもたちもワイワイ言って書いてくれました。 みなさんならば、何とつぶやきますか? 用紙は専用ボードに貼って掲示します。 関連する兵庫県の出土品ももちろん展示しています。 左側の青色のプレートは壱岐島の、右側の緑色のプレートは兵庫県の出土品です。 見くらべて、似たところやちがうところを探すのもおもしろいですよ。 展示会場の外も楽しさいっぱい。壱岐の海の息吹が満載です。 涼しげな青いカーテンの向こうにあるのは、ある動物の骨格標本です。 さて、どんな動物でしょうか。 これは来てのお楽しみです。 壱岐島の自然と文化がよくわかるビデオ上映コーナー(約17分)もあります。 ソファーに座って、遠く壱岐島を感じてください。 思わず 行き(壱岐) たくなりますよ。 9月1日まで、皆様のお越しをお待ちしています。 暑い夏こそ博物館へ!!

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