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8月 21, 2022の投稿を表示しています

古代体験講座「古代の技に学ぶかごづくり(クラフトテープ)」

古代体験講座「古代の技に学ぶかごづくり(クラフトテープ)」を開催しました。 今回は、縄文時代(約5,500年前)につくられたとされる青森県の三内丸山遺跡出土のかご、通称“縄文ポシェット”をお手本に、扱いやすいクラフトテープ(紙バンドともいう)を使ってかごをつくります。 ちなみに兵庫県でも、淡路市の佃遺跡や神戸市の玉津田中遺跡で、縄文や弥生時代のかごの仲間が見つかっているんですよ。 <今回の材料> 茶色と赤のクラフトテープ、細部固定用の紙ひもなど。 ではスタート! まず底面を作ります。今回は「網代編み(あじろあみ)」でかごをつくります。  (基本の編み方) 大きなクリップでとめている6本のタテ材に、ヨコ材を1本ずつ、順番に差し込んでいきます。ヨコ材を6本通しおわったら四隅を小さいクリップでとめます。 まわりをグルリと「もじり編み」で固定します。これで底面ができました。 次は側面づくりです。定規をあててテープをしっかり押さえながら境目を折り曲げます。 4辺が折れたら、再び「網代編み」で側面をつくっていきます。2本越えたら、2つくぐらせ、2本越えたら…の繰り返しです。根気が要ります! 慣れてくるとスピードアップ。角の部分が崩れやすいので要注意です。 赤い模様が階段状に斜めに1段ずつずれていたら、正解です。ときどき確かめながら進めます。 編みあがったら、テープの端をハサミで三角形に切り、差し込みます。 その後、ほどけないように上部をもじり編みで固定します。上に飛び出た余分なテープは、この時にハサミで切っておきます。 最後の仕上げに、かごの一番上に赤いテープを巻いて飾り付けをします。 赤いテープに木工用ボンドを塗ってしっかり貼り、乾いたら完成です! きれいに作れましたね。 みんな、何を入れてるのかな?

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