古代体験講座「古代の技に学ぶかごづくり(クラフトテープ)」を開催しました。
今回は、縄文時代(約5,500年前)につくられたとされる青森県の三内丸山遺跡出土のかご、通称“縄文ポシェット”をお手本に、扱いやすいクラフトテープ(紙バンドともいう)を使ってかごをつくります。
ちなみに兵庫県でも、淡路市の佃遺跡や神戸市の玉津田中遺跡で、縄文や弥生時代のかごの仲間が見つかっているんですよ。
<今回の材料> 茶色と赤のクラフトテープ、細部固定用の紙ひもなど。
まわりをグルリと「もじり編み」で固定します。これで底面ができました。
次は側面づくりです。定規をあててテープをしっかり押さえながら境目を折り曲げます。
慣れてくるとスピードアップ。角の部分が崩れやすいので要注意です。
赤い模様が階段状に斜めに1段ずつずれていたら、正解です。ときどき確かめながら進めます。
赤い模様が階段状に斜めに1段ずつずれていたら、正解です。ときどき確かめながら進めます。
編みあがったら、テープの端をハサミで三角形に切り、差し込みます。
その後、ほどけないように上部をもじり編みで固定します。上に飛び出た余分なテープは、この時にハサミで切っておきます。
その後、ほどけないように上部をもじり編みで固定します。上に飛び出た余分なテープは、この時にハサミで切っておきます。
最後の仕上げに、かごの一番上に赤いテープを巻いて飾り付けをします。
赤いテープに木工用ボンドを塗ってしっかり貼り、乾いたら完成です!