1月11日(土)加古大池ヨシ刈りを実施しました。前日まで 西日本では、1月としては過去トップ3に入るくらいの強い 寒波に見舞われ、厳しい状況の中でのヨシ刈りを覚悟していました。しかし、予想に反して風も無く、快晴の穏やかなヨシ刈り日和の一日となりました。 残念ながら、加古大池では年々ヨシの生育が悪くなっているようです。 4tトラック2台にヨシを積み込みピストン輸送する予定です。 最初にヨシの収集についてレクチャーを受けました。 作業に入る前に全員ラジオ体操で身体をほぐします。 草刈り機3台で比較的大きなヨシをベテラン職員が刈っていきます。 刈ったヨシを集める係、ヨシに混ざっている草やゴミを鋤きとるガンジキ係など、 手分けして作業に当たります。 国立明石高等専門学校の皆さんも応援に来ていただきました。 トラックをはみ出すような大きなヨシは、少ないようでした。(午前中にトラック各1回運搬) 昼食は、 ひょうご考古楽倶楽部 の皆様より 熱々の「豚汁」をいただきました。 美味しくいただきました。お代わりをする人も続出でした。 具材は味が良く染みて、大根も柔らかかったです。 ひょうご考古楽倶楽部 の皆様、 「豚汁」の差し入れ、ありがとうございました。 みんなであったかい豚汁を美味しくいただきました。 午後も「豚汁パワー」で頑張りました。 比較的小さなヨシも住居に使える箇所があるということで、最後まで頑張りました。 大きなヨシが少ないので、3時前の撤収となりました。お疲れ様でした。 今年も館職員の他に ボランティアの ひょうご考古楽倶楽部 の方々と国立明石高等専門学校の生徒さんたちの応援がありました。ありがとうございました。 最後に集合写真を撮りました。 今年は、トラック3台分、合計200束余りのヨシの収穫となりました。 刈り取った ヨシは博物館に戻って保管場所に立てかけて乾燥させて保存します。 ヨシは大中遺跡の竪穴住居の屋根を復元するため使います。 作業後の整理体操やストレッチを怠ったので、次の日は筋肉痛に悩まされましたが、古代の人々の生活に思いを巡らせ、その日は眠りにつくことができました。(小林)
弥生の村、史跡大中遺跡に隣接したフィールドミュージアムです。