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2月 22, 2026の投稿を表示しています

「天日槍(アメノヒボコ)」が残したもの

    前回の考古楽俱楽部さん作成の紙芝居を見返すと、改めて神話が地名の元になった例が多いということがわかります。   この物語のアメノヒボコは新羅の国の王子として、奈良時代に記された古事記や日本書紀、播磨国風土記などに登場します。     伝説の概要としては『朝鮮半島の新羅国の王子ヒボコがアカルヒメという日本のおきさきと仲良く暮らしていたが、ある日、二人はケンカをしてヒメは日本に帰ってしまう。 そのヒメを追いかけて日本にやってきたヒボコが播磨国にたどり着き、その土地の国主、伊和大神と戦うなど大変な苦労があったのち、最終的には但馬に定住した。地元の人々と力を合わせて治水を行い田畑を開墾し、焼き物や鉄を作る技術を広め国造りに活躍した』という話です。 少しザックリし過ぎですが。 テーマ展示室(交流 みち・であい)           このなかでヒボコと伊和大神の場面で、大神が丘の上でご飯を食べている時、口元からご飯粒をこぼしてしまったところから、その丘を「粒丘(いひぼおか)」と呼ぶようになった。これが「揖保」の語源です。   その他にも、米糠(ぬか)を集めたので、「糠丘(ぬかおか)」( 姫路市船津町八幡)、馬が川でいなないていたので「伊奈加川」(山崎町五十波(いかは))などいろいろな語源があります。 昔の人も結構、おやじギャグ的な言葉遊びが好きだったのでしょうか?     土地の人々に愛されたアメノヒボコの本拠地、それが今回冬季企画展で取り上げている「但馬」です。 冬季企画展「但馬国出石郡家と袴狭遺跡」では、朝鮮半島からやってきた新しいものや技術のその後の様子が展示されています。 【大陸から伝わったもの】 須恵器(すえき):青灰色の硬い陶質の土器。高温で還元焼成することで、硬質で保水力の高い土器が製作できた。貯蔵や運搬に適している。 写真は役所で出土したうつわで、杯(つき)や皿といった平底で口の広いものです。これらは食事用と考えられています。 金属器:銅や鉄などの道具を製造する技術 鞴(ふいご)は金属の道具を作る際に風を送る道具で、羽口(はぐち)はその送風口にあたる。鉄滓(てっ さい)...

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