明日30日(土)から開会する秋季特別展「駅家発掘!-播磨から見えた古代日本の交通史-」の内覧会を実施しました。 会場の様子です。来賓をはじめたくさんの方々にお越しいただきました。 15時開会。 はじめに和田館長からの挨拶です。 「当館で駅家をテーマとして取り上げるのは2回目ですが、駅 家は当時の人の流れの中心でとても重要なインフラでした。今回は播磨地域を中心に担当学芸員の熱い思いもあり、欲張った展示となっています。」 つづいて、来賓を代表して佐伯播磨町長からのご挨拶がありました。 何と、今日は佐伯町長の誕生日ということで、とても元気なお言葉をいただきました。「今後とも博物館と播磨町がコラボして、いろいろな事業を行っていきたい。」 来賓紹介 佐伯播磨町長、兵庫県まちづくり技術センターの竹森常務理事のご紹介 後援・協力企業や祝電披露のあと、今回の特別展を担当しました館職員の紹介がありました。 紹介に続いて主担当の中川学芸員から本展覧会の概要、見所についての説明がありました。 中川学芸員は当館開館時に職員として勤めており、以降の16年間の成果を披露したいということで、館長の挨拶どおり熱い思いを語っていただきました。 特別展示室に移動して、実際に展示品を目にしながらの説明がありました。 「 駅家は今でいうサービスエリアのようなものですが、これは誰でも利用できるものではなく、使者であることを保証する駅鈴(えきれい)を備えた特別な人しか利用できませんでした・・・。」 詳細、ていねいな説明が続きました。 手前に写っているのが、ポスターやチラシのモデルとなっている「鬼瓦(辻ヶ内遺跡)」です。 明日から開会です。 「駅家」は当館が開館以来、調査を継続している重要なテーマです。 学芸員の皆さんも前日ギリギリまで準備をしていました。 みなさまのご来館を、こころよりお待ちしております。
弥生の村、史跡大中遺跡に隣接したフィールドミュージアムです。