兵庫県立考古博物館スタッフブログ

昨年6月から建築している第3土器群下部住居 9月現在茅葺がようやく２段までできました。 　 北面の出入口 東面 「縄が緩んできたから、茅を足さなあかんなぁ」 今回の竪穴住居は今までの段のある屋根でなく 段のない茅葺にします 今日９月９日作業をしてくださった皆さんです 作業中に子供の頃の、茅で葺いた家を懐かしく思いだしましたと 年配の方が見に来られました。 原則第２土曜と第４土曜の翌日の日曜に竪穴住居の 建築作業を行っています、是非見学に来てください。

前回予告したGENBAビューイング（このまえ現場って書いてしまいました。すいません）を8月30日に実施しました。豊岡と加古川の発掘調査現場からの生中継です。 若干、電波状況が悪かった（特に豊岡）ため、カクカクしたりしましたが、途切れるなどの放送事故もなく、概ね成功したといえるでしょう。 見学された方からも「現地に行かなくても発掘成果が見られる」と好評でした。 今後、中継の精度をあげたりレポーターを養成したりすれば、とても素晴らしいコンテンツになると確信した次第です。 マスコミも興味を持ったようで新聞社が取材にきました。神戸新聞NEXTで見られます。　 https://www.kobe-np.co.jp/news/bunka/201708/0010512046.shtml  中継会場です。  いきなり忍者が登場！ 紫外線をブロックせんとする若手職員（女性）でした。  やっと、見慣れた埋蔵文化財担当職員が現れて、中継を開始。 出土したばっかりの土器の場面では会場からどよめきが。 今後は現地説明会の中継ができればと考えています。