スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

10月 8, 2023の投稿を表示しています

奈良時代のお昼ごはん

古代体験講座「あをによし奈良の都のお昼ごはん」が開催されました。 これは、今回秋の特別展で奈良時代を取り上げているので、そこに連動して、この時代の食事を再現してみようという企画です。 ごはんづくりをして、その後みんなで試食をします。     ごはんは発掘しても見つからないので、食器や木簡・古文献で調べて再現しています。 まずは、材料の下ごしらえから 鶏肉を切っています。指に気をつけて! 外での作業は、まず火おこしから この緑色のかたまりは葉っぱ。蒸し料理に使うのかな? 土器を使って米を炊いたり、お汁を作りました。お汁は具だくさんのようです。何が入っているのでしょうか。 学芸員さんから奈良時代のごはんについて、いろいろなお話がありました。 「昔は食事は1 日に2 回の朝・晩だけで、3 食食べるようになったのは江戸期以降のこと」だそうです。 そして、お昼ごはんのできあがり。 当然、お米は古代米(赤米)で、おかずとして魚やふきなどが添えられています。汁ものにはとり肉やキノコが入っていました。 結構おいしそうですね。 こちらは蘇(そ)といい、牛乳を煮つめてつくります。こげないように、根気のいる作業ですが最後はチーズのようなものができあがります。 食べた人の感想では「味の薄い粉ミルク」のようだということでした。 試食タイム。 気持ちいい秋空のもとおいしくいただきました。 当時は現代と違って超格差社会だったので、身分や官位によって食べるものは全く違うものだったそうです。 何でも食べることができる、現代に生まれて良かった・・・

やって来ました。コウノトリ

やって来ました。コウノトリ  先日の新聞に「明石市のため池にコウノトリが十数羽飛来した」というニュースが載っていたので、もしかして、博物館の近くにも来てくれないかな~ と思っていました。   実は先週の日曜日、播磨町さんがお隣の狐狸ヶ池のかいぼり(池の水を抜いてメンテナンスや外来種の駆除を行う)を行ったところなので、エサを求めていろいろな鳥が来ていました。 かいぼり作業の準備風景と捕獲された魚たちです。   そしたら、今朝。なんとコウノトリが 5 羽(確認できただけで実際はもっと多かったかもしれません)もいるではありませんか。   今回の発見場所は電信柱の上で悠然としているところしか、見ることはできませんでしたが、恐らくお腹いっぱいで休憩していたんじゃないかと想像しています。 コウノトリ さま 休憩が済んだら、秋の特別展「駅家発掘!」やってますよ。  

過去の記事一覧

もっと見る