初夏の年中行事イベント「再現!古代のまじない ひとがた流し」が行われました!!
古代では自然災害や疫病は「罪」や「ケガレ」によって起こると信じられており、それを人の形をした木の板=人形に移して、水に流すことによって災いから逃れようとしました。
「ひとがた流し」が実際にどのように行われていたか、はっきりとわかっているわけではありませんが、昔の記録や出土品を参考にしながら再現してみました。
受付のスタッフとボランティアさんが持っているのが 今回使用するひとがたです。 |
ひとがた流しの説明を聞いたら、 早速、ひとがたに顔を描いてみましょう。 |
では、早速流してみよう!
と言うのではなく、最初は、宮殿の中で天皇に対して行われていた儀式からはじまりますので、それにならって進めていきます。
儀式で登場するのは、中臣、東文部、西文部、中臣女です。
ひょうご考古楽倶楽部のみなさんが儀式をして下さいました。 |
そして、重要な人物「天皇」です!
天皇役をしてくれたのは、織田将貴くん(11歳)です。 |
儀式は、静粛に執り行われました
中臣が「祝詞(のりと)」を唱えます。
「ひとがた流し」の前に行う儀式が終われば、いよいよ博物館の横を流れる喜瀬川に移動です。
これは一体誰のひとがたでしょうか?! |
「ひとなで、ひとふき」 自分の悪いところを人形にのりうつすためになでつけ、それから、息をふきかけます。 これで、人形にうつりました。 |
ひとがたを流します。 |
今日は約100名の参加がありました。暑い中、参加してくださったみなさん、ボランティアのみなさん、ありがとうございました。
そして、見事天皇役を務めてくれた織田将貴くん。「普通では体験出来ないことが出来てよかったです」と
この大役を楽しんでくれたようです。ありがとうございました。
みなさんがこれから迎える暑い夏を健やかに過ごせます様に☆彡