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3,500年前の”まつり”の道具

淡路市浦に位置する「佃遺跡」
佃遺跡は西日本最大級の縄文時代の遺跡です。
最大級とは出土遺物量の多さです。
28リットル入りの遺物収納箱で約900箱!!
土器・石器・動物骨など多種多様

今回はその中でも”まつり”に使われた石器を紹介しましょう
いずれも”まつり”の道具
左2点は縄文時代後期(約3,500年前)の石棒
右は縄文時代晩期(約3,000年前)の石刀

特に左側の石棒は大きな台石に立てかけられた状態で出土しました

向かって左端(1)の先端部分ですが、たくさん傷がついています
普通の石だと思って、何度も「クワ」でたたいてしまった傷です
こんな石器が立ったまま出土することはなかったもので・・・

写真中央(2)の石棒の先端は尖っています

写真右(3)の石刀は先端が折れた状態で出土しました
向かって左側は刃がつけられていますので、「刀」と考えられます


(1)と(2)は緑色の結晶変岩で、中央構造線より南側で産出される硬い岩です
淡路島では産出されませんので、徳島や和歌山方面から運ばれたものと考えられます
(3)は黒色粘板岩とかんがえられますが、詳しい産出地はわかりません

縄文時代の石棒は男根状を呈していれば子孫繁栄の”まつり”の道具
これらの石棒は社会的な儀式で使われた道具と考えられます

テーマ展示室 佃遺跡のコーナーに展示されています


是非ご覧ください!


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