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東日本大震災の文化財レスキューを思う

兵庫県立考古博物館が所属する日本博物館協会で実施された
「東北太平洋沖地震被災文化財等救援事業
(略称:文化財レスキュー事業

文化庁の支援もあったこの事業に地震発生後4が月後の平成23年7月に参加しました。
この事業を振り返ります
宮城県亘理郡亘理町の民家
1階部分が津波に襲われ、被災した文化財を救出しました

何事もなかったかのような「阿武隈川の川面」
被災した文化財を所有する家は江戸時代以降、この川の舟運により富を得た

周辺における地震直後の津波
家屋の2階が見えるのみ


救出班の活動
今回のレスキューには文化庁、東京及び奈良の文化財研究所、京都・奈良・九州の国立博物館、大学、全国の博物館、地元教育委員会、NPO法人などの学芸員約30名が参加

現地での資料運び出しや梱包作業

水損資料(写真)を応急処置
震災以降、腐敗した海水に浸かっていた

整理班の活動
一時保管場所の資料館
救出された資料のリストづくり

家屋の撤去はある程度進んでいたが、
自動車等の残骸があちらこちらに残されていた


被災地に”ぽつん”と残る鳥居

まだまだ続く”文化財レスキュー”の必要性を感じた


「文化財レスキューその後」

兵庫県立考古博物館は水損(紙が密着した状態でページをめくることができない)資料を救済すべく、真空凍結乾燥により処理し元通りにできるよう、協力しました。

文化庁が支援する日本博物館協会による文化財レスキュー事業は平成24年度で終了しました。

平成25年度からは「博物館絆プロジェクト」として、
レスキュー事業や被災文化財関連の展示会等が展開されています。










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