特別展 動乱!播磨の中世ー赤松円心から黒田官兵衛までーの展示で展示替があります
国宝が2点展示される期間:10月27日(日)から11月9日(土)まで
明日から展示する国宝
播磨国矢野庄供僧方年貢等散用状(部分)応永34年(1427)分
(京都府立総合資料館 写真提供 東寺百合文書 国宝)
4代将軍足利義持から赤松満祐の父義則の遺領召上げ等の命令が伝えられると、満祐は義持に反旗を翻し、京の自邸を焼き払って、播磨国に下向、白旗城(上郡町)に立てこもりました。山野里宿(上郡町)の倉に貯蔵していた兵粮米を白旗城に運搬したことに関する記事が、この散用状の11月10日の条に見えます。
現在展示中の国宝
赤松性具(満祐)巻数返事 9月23日
(京都府立総合資料館蔵 写真提供 東寺百合文書 国宝)
巻数とは、祈祷のために僧が読みとなえた経文などの題目や巻数を記した文書のことです。この文書は、東寺の僧が、満祐のために祈祷したことを示す巻数を梅の若枝などに付けて送られてきたことに対する礼状で、「奉加帳」とともに数少ない満祐関係の史料です。
動乱!播磨の中世ー赤松円心から黒田官兵衛までー
是非ご覧下さい