スキップしてメイン コンテンツに移動

6月2日、開館しました!

 6月2日、約3カ月の臨時休館を終え、開館いたしました。
 万全のコロナウイルス感染防止対策のもと、やっとみなさまをお迎えすることができ、うれしい限りです。しばらくは感染防止対策のため、一部使用いただけない施設や、体験いただけないものもあります。また、感染防止のため、皆さんにご協力をいただかなければならないことが多くありますので、以下のとおりご案内いたします。


博物館の出入り口は、東側のみとさせていただきますので、西側の大中遺跡公園駐車場をご利用の場合は、公園内を少し歩いていただくことになります。館内を通って西側出入り口から外に出ることはできません。


入口の両側に設置している掲示をご覧のうえご入場ください。

 一部ご利用いただけないサービスを明記しております。ご希望に添えないものもあるかと存じますがご了承ください。随時更新されますので、ご来館前にHPで最新の情報をご確認ください。


 感染防止のために必要な内容を記載していますので、ご協力をお願いします。
 体温が37.5度以上の発熱が認められる場合は入館をご遠慮いただきますのでご留意ください。


ご入館いただきましたら、まず検温と手指の消毒をお願いします。
係が誘導させていただきます。マスクもご着用ください。


検温は顔に近づけるだけの簡単なものです。数秒ですみます。

続いて連絡票の記載をお願いします。万一、コロナウイルスに感染したと思われる方の入場が判明した時にみなさまにお知らせする大事なものです。


受付は感染防止のためにビニールシートで囲っています。すでに見慣れた光景とは思いますが、館内でご不明なことがありましたら気軽にお声掛け下さい。


 しばらくの間古代体験ができません。楽しみにしてくださっている方々には申し訳ございません。


 4月18日からの開催を延期していました特別展は、残念ですが開催を見合わせることとなりました。ご了承ください。


 館内で休憩されるときは、人と人との距離(ソーシャルディスタンス)を保ってお座りください。


 学習プラザと西側出入り口が使用できませんので、通行止めとなっております。展望台をご利用の折は、東側出入り口(ご入場口)から回ってください。


館内では常にマスクの着用をお願いします。


観覧中は、2m程度人との距離を置いて、会話は控えめでお願いします。




ミュージアムショップは一部縮小して営業させていただきます。
 ショップは9時30分から18時まで、喫茶は10時から16時までとなっております。

 一刻も早いコロナウイルス感染の終息に向けて、職員もマスク着用でご対応させていただきます。
 いろいろとお願いすることが多く、ご不自由ご面倒をおかけしますがご理解ください。
 ご来館をお待ちしております。

このブログの人気の投稿

あなたは縄文人? 弥生人?

人の顔形はさまざま! 顔の輪郭、髪の毛、眉の形、目・まぶた・鼻・口の形は各人ちがいますが、 これらのパーツも縄文人に多い形、弥生人に多い形があります さて、あなたは 縄文人? 弥生人? まずは「自分の顔をつくってみよう」 縄文顔:四角い顔、太い眉、どんぐりまなこ、二重のまぶた、広がった鼻、分厚い唇、毛深い 弥生顔:面長顔、細い眉、切れ長の目、一重のまぶた、小さな鼻、薄い唇、ひげが薄い まず自分の顔をつくってみましょう これらのパーツをつかって・・・ 自分の顔をつくってみましょう そして、左のページを持ち上げ、右の顔に被せるように折りたたみます そして開いてみると 左に顔が移りましたが、 緑 と 橙色 のパーツに 緑は縄文人 橙は弥生人 各パーツが混じっています 現代人は 縄文人的な要素 と 弥生人的要素 が混じっているのです。 中国大陸や朝鮮半島などから各時代に渡来し、混血し、今の日本人になったと考えられます 「自分の顔をつくってみよう」 は 考古博テーマ展示室「人」のコーナーにあります 是非自分の顔をつくって、試してみてください!

明石駅・西明石駅のむかし

特別展「鉄道がきた!ー舟運・海運・馬車道・鉄道ー」 写真展 協力:西日本旅客鉄道株式会社神戸支社 明石駅・西明石駅のむかしの写真があります 明石駅・西明石駅のむかし 昭和9年の明石駅 昭和30年代前半の明石駅 昭和39年の明石駅 昭和47年の西明石駅(新幹線) 西明石駅の在来線と新幹線(昭和47年) 大阪ー神戸間開通140年記念写真展 是非ご覧ください 【お知らせ】 11月1日(土)10:00~16:00 兵庫県立考古博物館とその周辺を会場に 全国古代体験フェスティバル 2014を開催 雨天決行! ---------------------------------------------------------------------- 大阪ー神戸間開業140周年記念写真展 協力:西日本旅客鉄道株式会社神戸支社 11月30日(日)まで 1階エントランスホール ---------------------------------------------------------------------- 次回の特別展講演会 11月8日(土)13:30~15:00 「山陰山陽連絡鉄道敷設計画と播磨・境ルートの検証」 小西 伸彦 (吉備国際大学外国語学部准教授) ---------------------------------------------------------------------- 11月15・16日(土・日) 15日:12:00~15:30 16日:10:00~15:30    ミニSLやミニ特急列車に乗ろう!(ミニ鉄道走行会)    協力:OSライブスティームクラブ 兵庫県立考古博物館 体験広場にて    ※別途観覧券要・開始30分前から整理券配布・お一人様2回まで    ※小雨決行(天候により中止になる場合があります)。 駅そば・駅弁販売     ~駅弁の掛け紙は復刻デザイン!~    姫路名物駅そば、駅弁

#自宅でも考古博 23 「型式の移り変わり」

  当館では考古学の成果だけではなく、考古学での「考え方」についても、さりげなく展示しています。東エントランスを入ったところにある「ときのギャラリー」もそうですが、「発掘ひろば」にもそうした展示があります。  「発掘ひろば」の左奥、壁に丸い水筒のような須恵器が四つ並んでいます。これは古墳時代の「提瓶」(ていへい)と呼ばれる須恵器で、型式の移り変わりを実感していただくための展示です。  考古学では、型式の移り変わりを考える際にポイントとなる「ルジメント」という考え方があります。もともとは生物学の用語で、日本語では「痕跡器官」となります。例えば、人の尾てい骨のように、昔は機能していても、現在は退化して、痕跡のみとなっている器官の事です。  提瓶はこの「ルジメント」が判りやすいものですが、それにあたるのはどの部分でしょうか? 提瓶の型式変化    肩の部分に注目してください。右から丸い輪が両方についているもの、輪ではなく鉤状の突起が付いているもの、ボタン状になっているもの、何もついてないものと変化しているのが分かると思います。  これは提げるための紐を結ぶための部分が、その機能が失われることによって、時期が新しくなるにしたがって、退化していくことを示しています。つまり、展示でいうと右から左にかけて、型式が新しくなるということです。  でも、変化の方向としては「提げるという機能が追加されていくという変化(左から右)でもいいのでは?」というツッコミが入りそうです。実は高校の授業で提瓶を使って、ルジメントの説明をしたことがあるのですが、2回の授業とも生徒の圧倒的多数がそういう意見でした。  では、変化の方向を決めるのは何かを再度考えてみます。機能が追加されていく方向に変化するのであれば、紐がひっかけられないボタン状の段階は必要ありませんよね。したがって、型式が変化する方向は右から左ということになるのです。  ルジメントについて、何となくわかっていただけたでしょうか?実際の型式変化については、ルジメントだけではなく、層位学の考え方(古いものが新しいものより深い地層から出土する)なども加味しています。この考え方についても、「発掘ひろば」で紹介していますので、ご確認ください。  ところで、提瓶の変化はどうして起こるのでしょうか?

過去の記事一覧

もっと見る