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「埴輪の世界」展覧会場ができるまで~借用~

いよいよ開幕まで1週間にせまった特別展「埴輪の世界」。
現在博物館ではその準備が大急ぎで進んでいます。
今回の特別展では、全国あちらこちらで見つかった埴輪をお借りしてきます。
埴輪たちが各地の博物館からどんな風に当館へやってくるのか?
その作業について、ご紹介します。

まず、展示のテーマにあった埴輪を保管している博物館で、
実物を見ながら、どのように運び出すか?
念入りに打ち合わせます。

打ち合わせが終わったら、いよいよ運び出しですが、
 時には車で何百キロも運ぶことがあります。 
運搬の途中に壊れたりすることがないように、
 念入りに保護したり、補強したりして、慎重に運び出します。


土を焼いて作られた埴輪は壊れやすいので、直接ぶつかりあったり、
荷台でずれたりしないように、一点ずつ木枠で囲います。


木枠に触れて壊れることもないように、クッションをあてます。
埴輪の多くはバラバラの状態で見つかったものを
つなぎ合わせている場合が多いので、特に注意が必要。
つなぎ目で外れたりしないように、気を使います。


こうして保管元の博物館から運び出す準備ができました。
博物館に居残る埴輪たちが見送ってくれます。

さあ、これからは美術品を運ぶ専用のトラックにのせて、
一路、考古博へ!

当館に到着。トラックからおろして、無事を確認して一安心。
でも次の資料がやってくるので、大急ぎで仮置き場へ移動させます。
保護のための木枠などは、展示室に並べるまでそのままです。


大きな木枠ごと移動できる専用のエレベーターに乗せて
仮置き場で一時保管します。
こうして特別展に展示する資料が全部集まったら、
いよいよ展示室で並べる作業が始まります。

皆さんのお目にかかるまで、あと少し。
全国から集まった埴輪たちも楽しみに待っています。

*   *   *

特別展「埴輪の世界ー埴輪から古墳を読みとくー」は、
令和元年10月5日から、いよいよスタート。
ご期待ください。 

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