珉平焼窯跡出土の淡陶社製の手本となったヨーロッパ。
スペイン南部のアンダルシア地方のグラナダにある世界遺産の一つ
「アルハンブラ宮殿」のタイルを紹介しよう。
グラナダ歴代王宮が居を構えた宮殿
中世イスラム建築の最高傑作
カルロス5世宮殿の一室のタイル
14世紀に築かれた
ガイドブックではタイルの紹介は少ないが
とんでもない数のタイルが使用されている
世界遺産アルバイシン地区から望む世界遺産アルハンブラ宮殿
宮殿の一室の腰壁には「クエンカタイル」や「クエルダセカタイル」がずらり!
これが14世紀のタイル!
獅子のパティオの回廊
細かい柄のタイル
とにかく至る所にタイルが・・・
クエンカ技法は型押しし粘土の帯により釉薬を隔てるもの。
この技法はイギリスや日本がチューブライニングと呼んでいる技法と共通する
淡陶のタイルもこの技法を大正時代以来、多く使っている
タイル情報は深井明比古まで
Akihiko_Fukai@pref.hyogo.lg.jp