IPMとは
Integrated Pest Management 総合的有害生物管理
兵庫県立考古博物館は「公開承認施設」
(国宝や重要文化財を安心して公開できる施設として国から承認)
博物館で大敵は・・・
それは”ムシ”
自然界にはたくさんの”ムシ”がいますが、その中には文化財害虫と呼ばれる
「タバコシバンムシ」「ヒメマルカツオブシムシ」「イガ」「チャタテムシ」などがいます
体長数ミリ程度の甲虫(メスのカブトムシを小さくしたような虫)
これらのムシは木や皮、繊維製品などの有機質に幼虫が潜み、
それらをもぐもく食べ散らかします
古文書などの虫食いがその例です
出入り口付近などに設置している「トラップ」
粘着式ゴキブリ駆除器
(いわゆる ゴキブリホ○ホ○)
の小型版にムシが入る仕掛けです
なにやら”ムシ”がひっかかってる!
しがたいまして・・・
入館される際は
1 出入り口で靴の泥などをしっかり拭いてください
2 衣服(特にズボンの裾)に付いたホコリなどをはらってください
考古博では定期的にIPM講習を実施
今後も良好な展示・収蔵環境が維持できるよう努めます
みなさんもご協力よろしくお願いします