奈良時代、播磨国の須恵器は重要な「調」(国の特産物としての税金)
として奈良の都に送られた
奈良時代の須恵器(朝鮮半島から伝わった、登り窯で高温で焼かれた灰色の土器
(左:杯の蓋と杯の身 右:長い頸の壺)
左:広口壺 右:稜碗(銅製の碗を写した器)
テーマ展示室「交流」コーナーに展示されています
播磨で生産された「須恵器」は形や質が良く、
奈良の都へ税金(調)として運ばれました
平城京には播磨の国の出先機関があり、
そこへ運ばれ税金として納められたものと思われます
律令期の最高ランクである「大国」として扱われた「播磨」からは
多数の種類の「調」が「古代山陽道」を通じて運ばれました
12月24日~1月1日までメンテナンス等のため休館しています
新年は1月2日から開館します
是非ご覧ください