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ひょうごミュージアムフェア in 兵庫県立歴史博物館

  2月15日(土)10:00~16:00に歴史博物館において、ひょうごミュージアムフェアが開催されました。考古博物館は、「龍の冠づくり」で参加しました。これは、加西分館所蔵の古代鏡にある龍の文様をデザインしたペーパークラフトです。  今回も記録用に撮影させていただきました。ブログ掲載についても承諾していただいた皆様をご紹介させていただきます。  開会式に向けて、受付も”ほったん”も準備が整いました。    ”ちーたん”と”ほったん”が紹介されました。    いよいよミュージアムフェアのスタートです!  ”ほったん”、2回目の登場です。    ”ほったん”は人気者で、すぐに記念写真を求められています。  「龍の冠づくり」も大人気で希望者があふれる寸前の時もありました。    お子様のハサミを持つ手も真剣です。親子で協力して切り取っていきました。  ”ほったん”、3回目の登場です。    ”ほったん”は、すぐに子供たちに囲まれていました。  「龍の冠づくり」は、小さなお子様にも取り組みやすいテーマでした。    お母さんが、うしろで手を添えて龍の形に切り取っていきます。    お父さんは、お子様の作業をじっと見守っていました。    子供たちは、龍の冠を頭に付けてほったんと記念写真を撮って帰られました。  帰りのバス停では、頭に龍の冠を付けたままの 小学生を見かけました。 保護者の方も その様子を微笑ましく見守っていました。  この光景にはこちらも癒され、今日のイベントに参加して本当に良かったと思いました。みなさん ご参加ありがとうございました。 (小林)

冬季企画展関連講演会「年輪年代法からみた玉津田中遺跡出土棺材の年代について」

  2 月8日(土)、 冬季企画展関連の講演会「年輪年代法からみた玉津田中遺跡出土木棺材の年代について」が行われました。講師は、 奈良文化財研究所名誉研究員 の  光谷 拓実   氏です。    東京農業大学 農学部造園学科を卒業された 光谷 拓実   氏   日本における年輪年代測定法 の開拓者であり、第一人者としてご活躍されています。  年輪読取器も改良し、データの取得をされていました。  多くの皆様が、講演を興味深く聴かれていました。  講演会のあと、企画 展会場で木棺材を鑑賞する皆様。   光谷 拓実  氏と当 館担当学芸員 で 解説会を行いました。          質問に丁寧に応える 光谷 拓実  氏  玉津田中遺跡出土の木棺底板(辺材幅約1.7cm)を、専用の年輪読取器を使って、0.01ミリ単位まで計測し、相関分析法により年輪世代を判明させることができました。得られた年代は、玉津田中遺跡の実年代を知るうえで重要な情報となっています。  過去のことを知るということは、多くのデータの蓄積と様々な知識、そしてそれを活用する技術・技能や創造力が必要であると感じました。(小林) 

ほったん 館長への道-博物館の地下室で学ぶ-

  こんにちは。ほったんです。 先日は発掘調査の現場を訪れて大興奮だったけれど、職員さんから「もっと勉強をするように」と注意されてしまった。 勉強は嫌いだけれど、これも館長になるための必要な第一歩だね。   ちょうど、今日はまちづくり技術センター主催の研修会が行われているということなので、こっそり潜入してみよう!    こちらは博物館展示会場の地下にある一室。     やってる、やってる。 では、何気なく研修生のふりをして近づいて。 ソロリ ソロリ・・・ この部屋にはいろいろな機械が置いてあるぞ。   フムフム。今回は金属器の取り扱いについての研修みたいだね。 金属は出土した時点では、サビに覆われていて、本来の形がわかりにくい。 だからその不明瞭な部分を科学の力で解明していこうというものらしい。   部屋の奥に大きな機械があるよ。   X線を使った機械のようだね。“X線透過装置”というんだって。 なるほど、X線は健康診断の時のレントゲン検査と同じで、物質の中身まで見通すことができるから便利なんだね。     調べたい遺物を並べて乗せているところ。 これは矢じりのようだね。今回は研修用として博物館に保管してあるものを使っているけれど、実際に出土したものはサビにまみれていて、本来の形状が外側からは全くわからない、ということも多いそうだ。   それから、サビ落としをするんだけれども、削りすぎないよう少しサビ層を残したりする場合もあるので、このX線透過装置の撮影技術がとても大事になってくるんだって。     並べた遺物に番号をふって、慎重にX線透過装置の中に入れる。     装置の内部を観察してみると、遺物を置く位置が分かりやすいように赤い色のレーザー光線が十文字に照射されていた。なんかかっこいいなあ。   今、入れようとしている四角い板の...

節分ー鬼瓦のお面でオニオニー

  2月2日(日)考古博物館で「節分ー鬼瓦のお面でオニオニー」が実施されました。  受付のあと最初は、講堂でお話を聞きました。  当館学芸員より干支と節分についてお話をしました。  子供さん向けにボランティアの方より絵本を読んでいただきました。  お面のモチーフは奈良時代の鬼瓦です。そこにみんなで色塗りをしました。(鬼もたいへんそう・・・)  続いて体験広場で、お面を頭に付けて鬼の絵に向かってドングリを投げました。(オニは~そと~、フクは~うち~♫)  すると、背後から赤鬼と青鬼の登場です!  大きな鬼の登場にびっくり仰天、逃げずに退治できるかな。  最後は、鬼たちが「痛い痛い、助けて~!」と逃げていきました。  最初は、怖がっていた子供たちもみんなで協力し、鬼退治をやり遂げました。今年の無事も祈ることができ、充実した1日となったようです。

冬季企画展関連講演会「弥生時代の墓-入門編-」

   1月25日(土) 冬季企画展関連の講演会として「弥生時代の墓-入門編-」と題して、 神戸女子大学文学部 准教授の 齋藤瑞穂  氏を講師に招聘し、ご講演をいただきました。  最初は、「死ぬ」とは何か?改めて問いかけがありました。  墓はどこを占めているか、ムラの復元図を使って説明していただきました。   ご多用の中、ご講演をしていただきありがとうございました。    質疑応答の時間も取っていただきました。   講演会のあと 、 特別展示室で 展示物を前にして詳細解説です。 齋藤先生は弥生土器にもお詳しいです。     当館担当学芸員も解説を行いました。     冬季企画展「弥生の墓-玉津田中遺跡の方形周溝墓-」は、 1月18日(土)から3月16日(日)まで開催されています。注目ポイントとして「洪水が弥生時代中期をパックした」「有機物がそのまま残る=台地上の遺跡よりも情報量が多い!」等を、 今回の講演の中で 教えていただきました。    ぜひとも、近畿の弥生時代中期を玉津田中遺跡で学んでいただければ幸いです。(小林)     神戸女子大学文学部 准教授の 齋藤瑞穂先生をもっと知りたい方は、   神戸女子大学史学科 youtube 「お史ちゃんねる」 をご覧ください。

「震災から30年とこれからの文化財保護」

  1月18日(土)、シンポジウム「震災から30年とこれからの文化財保護」が、当館講堂において実施されました。  兵庫県歴史文化遺産総合活用推進実行委員会(事務局:兵庫県 教育委員会文化財課内) 主催、兵庫県立考古博物館共催のもと、令和6年度地域文化財総合活用推進事業のひとつとして行われました。   趣旨説明:柏原正民(兵庫県教育委員会文化財課課長)  基調講演「阪神・淡路大震災からこれまでの文化財保護」  村上裕道(京都橘大学文学部歴史遺産学科教授)  「広域団体の取組み 歴史資料ネットワーク」   松下正和(神戸大学地域連携推進本部特命准教授/歴史資料ネットワーク副代表)  「ヘリテージマネージャーの養成、活動とその展望」  津枝勝見(ひょうごヘリテージ機構H²O代表世話役人)  「兵庫県の取組み」  田中康弘(兵庫県教育委員会文化財課主査)  「神戸市の取組み」  中谷 正(神戸市文化スポーツ局文化財課係長)  「丹波篠山市の取組み」  植木 友(丹波篠山市教育委員会社会教育・文化財課文化財係長)  「香美町の取組み」  石松 崇(香美町教育委員会生涯学習課副課長)  座談会「これからの文化財保護」    座談会では、活発な意見交換がなされました。  閉会挨拶   菱田哲郎(兵庫県立考古博物館館長)  阪神・淡路大震災から30年を迎える令和7年1月に、次世代の自治体や関係者への伝承を目的に大震災時の文化財保護やこれからの文化財保護行政の在り方を考え提言することを趣旨として開催されました。  今回のシンポジウムを通して、多くの方々と共に学び、考えていくことが大切であるとあらためて思いました。(小林)

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