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当館ボランティアスタッフの新規募集が始まりました

当館で体験講座やイベントに参加していただいた際、 袖のない 青いユニフォーム を着用した方々を見かけたことはありませんか? この方々は、当館の活動を支援してくださっているボランティアの皆さんです。 当館では、毎年3~5月にボランティアを新規に募集し、研修(5~8月に8回)を修了した後、館にボランティアとして登録した方々です。 以下の写真は、昨年10月末に行った、ボランティア研修閉講式の様子です。 【赤のユニフォームは研修中のしるしです】 本格活動を前にした皆さんに、当館の開設メンバーでもある高瀨事業部長がエールを贈りました。 「博物館は、令和4年度で15周年になりますが、ボランティアさんは今期で20期生。なぜかというと、博物館ができる前から共に考え、支えてくださったからです。この博物館に、力を貸してください。一緒に楽しさをつくっていきましょう!」 令和4年度の募集期間は、5月8日までです。 当館ホームページで詳しくご案内していますので、興味のある方はぜひご覧ください。(応募多数の場合は抽選になります) *  *  *  *  * ちなみに 緑色のユニフォーム を着用している方々も見かけたことがあるかと思いますが、この方々は、ボランティア研修の修了生からなる任意団体「ひょうご考古楽倶楽部」の皆さんです。体験講座の講師や展覧会への協力など、ボランティアスタッフと共に館の活動を支えてくださっており、当館を拠点に、土器づくりの会や古代の木製品をつくる会等のいろんな同好会活動を行いながら考古学を楽しんでいます。 あなたも考古学を楽しむ「考古楽者」になりませんか?  ご応募、お待ちしています!

弥生時代の楽器の音色

 当館のボランティアグループ「ひょうご考古楽倶楽部」が袴狭(はかざ)遺跡(豊岡市出石町)から出土した箱形木製品(県指定文化財)を復元しました。 【復元した箱型木製品】 【本物の袴狭遺跡出土の箱形木製品】 この遺物は弥生時代後期にスギで作られた箱形の木製品で、他の遺跡からの出土品や神社の伝世品から、弥生時代の楽器で、「琴板」と呼ばれる打楽器、あるいは天板に弦を張った琴のような弦楽器と考えられています。 側板の2面にはシュモクザメ、カツオ、サケ(またはスズキ)、シカ等の絵が線刻されています。 【復元作業の様子】 どんな音で、どんな音楽を、どんな場面で演奏していたのか…。 令和4年3月12日(土)に、その完成品のお披露目をかねた演奏体験会を行いました。 気候の良い土曜日だったのもあり、会場は大勢のかたで賑わいました。 まず打楽器スタイルの復元品から紹介します。トントンとリズムよく叩いて演奏していただきました。   こちらは弦楽器スタイルの復元品。琴のような澄んだ音色がします。 楽器を演奏しながら、ご兄弟でモデルさんをしてくれました。楽しんでいただけましたか? 違う形の楽器も試作してみました。こちらは弦の強度をテストするためです。 カラムシという草や釣り糸など、いろいろな弦を使い、いろんな音を楽しみました。 古代の人たちもこんな音色を楽しんでいたのでしょうね…♪

考古博物館NEWS vol.29 発行しました

当館の情報誌「兵庫県立考古博物館NEWS」の新刊(29号)ができあがりました。展覧会やイベントなどの当館の催し案内や、博物館活動を紹介する情報誌で、3月と9月の年2回に発行しています。 今回のトップニュースは、令和4年1月20日に開催したオンライン講演会「古代体験研究フォーラム2021『知的障がい・発達障がいのある子どもも楽しめるワークショップデザイン』」の報告です。 (オンライン配信の準備風景) 古代体験研究フォーラムとは、考古学系のワークショップ「古代体験」の内容充実を目指して、関係機関と情報交換するために毎年開催しているフォーラムです。今年度と昨年度は新型コロナウイルス対策のため、オンラインで開催しました。 詳しい内容は、NEWS29号の本誌でお楽しみください。 「博物館NEWS」は、当館の「情報プラザ」などで配布しているほか、兵庫県内の各県民局、県立美術館、県立人と自然の博物館、県立図書館等でも配布しています。どうぞ手に取ってご覧ください。 また、遠方のかたは当館ホームページ内の 「刊行物」のページ でPDFをご覧いただけます。こちらもご利用ください。

講演会「米作りと酒造りの道のりをなぞる」

 兵庫県考古学研究最前線2021の第8弾は、「米作りと酒造りの道のりをなぞる-実験考古学でわかったこと-」と題して開催されました。  今回の講師は、考古博物館の開設からずっと携わってきた高瀨事業部長です。赤米作りや竪穴住居復元を通して古代の暮らしを現代の視点で探求し、実験してきました。  本日も多くのお客様にお越しいただきました。  興味の先は米作り? それとも酒造り?   -米作りをなぞる-  髙瀨講師が兵庫県に採用された昭和60年(1985年)は、高速道路開発が盛んに行われたころで、それに伴う発掘調査の件数も右肩上がりとなり、とても忙しい時期だったようです。  水田跡は広い面積を発掘しないと実態が把握できないので、大規模開発があった当時は水田の発掘が盛んに行われていたとのことです。そんな中、最初に担当した現場が淡路の雨流(うりゅう)遺跡(南あわじ市)の弥生~古墳時代の水田跡だったそうです。    最初に、淡路の志知川沖田南遺跡(南あわじ市)、雨流遺跡(南あわじ市)、播磨の美乃利遺跡(加古川市)、玉津田中遺跡(神戸市西区)、摂津の高松町遺跡(西宮市)などの水田の規模について解説していただきました。  雨流遺跡の水田規模は平均で19㎡、志知川沖田南遺跡は平均約50㎡で、こちらの方が少し規模が大きくなっています。これは地形の影響が大きく関わっているようです。ちなみに高松町遺跡は、水田面積が8,500㎡で38区画あり、1枚当たり24㎡から2,100㎡とバラツキが大きいそうです。 【高松町遺跡の発掘現場】  弥生~古墳時代の水田は、現代の水田とは形や大きさがだいぶ違っており、水田の形はある程度地形で決定されますが、なかには50㎝四方というあまりに小区画すぎる水田もあったりして、その用途は研究の余地ありだそうです。  なお、発掘では田植えか直播きかはわからないことが多く、小区画の水田は直播きかも知れないとのこと。また、どのくらいの収穫があったのかも発掘調査ではわからないそうです。  このあたりの興味から、考古博物館で、赤米や古代米の田植えを平成20年(2008年)から始めたとのことです。  【考古博の田んぼ】  なるべく昔のやり方を模索するため、3年間耕作放棄されていた水田を使用し、品種は対馬、種子島、総社の 赤米 と、参考にヒノヒカリを栽培し、肥料は施さず、移植法(田植え...

袴狭遺跡出土の線刻画木製品

 テーマ展示室「交流」の古代船のエリアに常設展示している、袴狭遺跡(豊岡市)出土の「線刻画木製品」。 普段は遺物の保存のためレプリカを展示しているのですが、3月5日から期間限定でホンモノを展示しています! (保管ケースから出すところ) (入れ替え前のチェック) 袴狭遺跡は円山川と、その支流の出石川によってできた低湿地で、多量の水分に守られていたため、木製品が大量に出土しました。 平成13年度に、同遺跡出土の線刻画木製品(箱形木製品)と共に県の重要有形文化財に指定されています。 5月下旬まで展示していますので、この機会にぜひご覧ください。 *  *  * <体験イベントのお知らせ> いっしょに県指定重要有形文化財となった「箱形木製品」と呼んでいる楽器を、当館のボランティアグループ「ひょうご考古楽倶楽部」が復元しました。 その完成品をお披露目するとともに、演奏体験会を行いますので、ぜひご来館ください。 ■演奏体験会について  日時:3月12日(土) 13:30~15:00  場所:当館メインホール  参加:随時受付、無料 <箱形木製品について> 弥生時代後期にスギで作られた箱形の木製品。そのうち2面にはシュモクザメ、カツオ、サケ(またはスズキ)、シカ等の絵が線刻されています。他の遺跡からの出土品や神社の伝世品から楽器と考えられています。

ペンキぬりたて! 遺跡公園の机とベンチ

当館の西出入口を出た大中遺跡の森の中に、木の机とベンチがあります。 休憩によくご利用いただいていますが、長年風雨にさらされ、ところどころペンキが剥げてきました。そこでこのたび、公園で気持ちよく過ごしていただけるよう、ペンキを塗り直すことにしました。 まず、表面の古い塗装をはがして、きれいな面を出します。 やすりをかけたあと、丁寧に表面のゴミをふきとります。 板と板の隙間をのぞくと、落ち葉や木のくずが溜まっていました。 そんなときにはこれ!  金属製の定規でゴミを掻き出します。(本来の使い方ではありませんが・・・) ペンキを塗る前に行う最も手間のかかる作業ですが、仕上げにかかわる重要なポイントなので、細かいところまで丁寧にがんばって掻き出していきます。 いよいよペンキ塗りの開始です。周囲の景観に合うようチョコレート色を選びました。 最初にベンチの端の面から塗っていきます。 いい色です!雰囲気がでてきました。 慣れてくると、スピードアップ。いよいよ机の上面の色塗りに取り掛かります。 板と板の隙間まで丁寧に塗って仕上げていきます。ゴミを掻き出したのは、この作業のためです。 約3時間かけて完成しました! こんなにきれいになりました!! お天気がよければ、明日(3月10日)には乾くと思います。 皆さん、どしどし使ってくださいね。

古代体験講座 キラリ!ガラスの装飾品づくり

令和4年2月27日に、古代体験講座「キラリ!ガラスの装飾品づくり」を開催しました。今回は、3種類のガラスまが玉の中から好きなものを1つ選んでつくります。 (左から、クリア(透明)+ブルー、クリア+ゴールド、クリアのガラスまが玉) おおまかな工程は4つ。①鋳型(いがた)をつくる、②鋳型にガラスを入れて熱で溶かす、③冷やし固める、④研磨して整える、です。 では、作業スタート! まずは鋳型づくりから。粘土を適度な大きさにカットし、ガラスを入れるためのくぼみをつくります。形のいいまが玉をつくるには、くぼみの底面を平らに整えるのがコツです。 形が整ったら、粘土を炉(七輪)で焼いて固めます。 焼きあがったら、離型剤をぬって「鋳型」の完成です。ここに透明なガラスや色付きのガラスの粒を敷き詰め、先ほどと同じ炉で熱してガラスを溶かします。 (完成した鋳型) ガラスが冷えて固まったら鋳型から外します。そのあと、金属や紙のやすりを使って、削ったり磨いたりして表面をきれいにします。 キラリと光るガラスまが玉の完成です! 透明なガラスの中にブルーのガラスを混ぜると、このような色付きに仕上がります。 *  *  * <お知らせ> 来年度の古代体験講座の一覧が掲載された「考古博物館イベントガイド」ができました。 金色の銅鐸の表紙です。見かけたらぜひお手にとってご覧ください。 (当館ホームページの 「刊行物」 ページから、PDFのダウンロードも可能です) 令和4年度も、いろいろな古代体験講座をご用意しています。 皆さまのご参加、お待ちしています!

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