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体験講座「貝輪と木のまが玉づくり」

 8月1日(日)、体験講座「貝輪と木のまが玉づくり」を開催しました。 貝輪とは、縄文時代から弥生時代にかけてつくられた腕輪のことです。 古墳時代になると石などで作られるようになりました。 当館テーマ展示室の巫女さんも腕につけていますね。 今回は、丈夫で割れにくい「ベンケイガイ」で貝輪をつくりました。 まず、貝殻の真ん中に穴をあけます。古代では、石やシカの角などをハンマーとして使っていたようです。穴をあけた後は、手首がとおるくらいまで砥石で穴を削って広げていきます。 腕をとおした時に痛くないように、穴の周りをサンドペーパーで磨き、表面もつるつるになるまで磨いたら完成です。腕に通すには小さい貝だったため、ネックレスにしました。 こちらは木のまが玉づくり。杉板を材料に使いました。 くぼんだ腹の部分は、木の棒にサンドペーパーを巻き付けて削ります。 表面が滑らかになるまで磨いたら完成です。 木のやさしい雰囲気が感じられる、ステキなまが玉ができました。 ちなみに、古墳の出土品には「埋れ木(うもれぎ)」と呼ばれる土中の古材を使って作られた玉が見つかっています。  *   *   *  古代のアクセサリー2つを身に着けて、記念撮影。 いかがでしたか? また参加してくださいね。

バックヤード見学ツアーを開催しました

 7月28日(水)に、バックヤード見学ツアーを開催しました。 普段は入れないエリアへ皆さんをご案内し、出土品の接合作業や科学分析の様子などを、間近に見ていただこうというもよおしです。 受付時に少人数に班分けして、ツアー開始です。 接合作業の様子は、 普段もB1Fの"バックヤード見学デッキ”から見ていただくことができますが、ツアーでは、B2Fエリアへ降りて見学します。 写真は、B1Fから作業室を見た様子です。 「いまからこの部屋に行きますよ~」「楽しみ!」 最初に、出土品の接合作業を見学しました。 土を落として水洗いしたたくさんの破片が机に並んでいます。これ を組み合わせて元の形に戻していきます。となりあう破片を接着剤でくっつけて、足りない部分はモルタルで補います。 参加者の方にも、実際に破片をつなぎ合わせる体験をしていただきました。 「これと、これが合うかな…」  こちらは実測作業です。 接合した遺物の寸法を測って手書きで写しとり、パソコンでデジタル清書(トレース)します。清書した実測図は、遺跡ごとの記録をまとめた"発掘調査報告書”に掲載します。 次に、保存処理について見学しました。 科学分析では、遺物の成分を調べることができます。 写真の赤外線カメラでは、肉眼では見えない墨書きの文字などの調査をします。 金属保存処理の部屋では、保存処理を終えたばかりの大刀を発見。 この大刀は先日まで特別展で展示していたものです。長い間展示しているうちに空気に触れてサビが広がっていないかなど、定期的に健康診断するためにここへ持ってきます。 考古博物館の舞台裏、いかがでしたか? 皆さまおつかれさまでした。 今年度はあと3回、8月4日、8月18日、8月25日の水曜日に実施予定です。 最新情報は館の ホームページ をご確認ください。

竪穴住居復元プロジェクト 新しい竪穴住居の建築に着手

 令和3年度は、新しい竪穴住居の建築に取り掛かっています。復元プロジェクトで自分たちで建築した最初の竪穴住居が傷んできたため、1年半ほど前に取り壊し、同じ場所に再建します。  4月上旬、建設予定地の準備に取り掛かりました。復元プロジェクトは、当館職員、ボランティアと、明石工業高等専門学校の教員、生徒で取り組んできました。しかし、緊急事態宣言が発出され、その期間は明石高専の学生たちは参加できなくなりました。その間、使用する木材の防腐作業や寸法合わせなど、地道な作業を当館職員で行っていました。  緊急事態宣言が解除され、学生たちが参加できるようになったため、6月27日にさっそく建築準備にとりかかりました。  この日は部材の確認と柱の位置決めをして柱穴を掘り、柱を仮組みしてみました。  職員とボランティアと学生が協力しての作業です。  部材と位置の確認をして、いったん撤去し、次回からの本格的な作業に備えます。  7月24日、いよいよ建築開始です。前回確認した位置に柱を立てて梁を渡たしています。  強い日差しの中で汗まみれになりましたが、学生たちは元気に活躍していました。    脚立に上がっての作業です。足元の地下足袋が渋いですね。  竪穴住居復元プロジェクトは、弥生時代の人たちがどのようにして家を建てたのかを模索しながらの作業ですが、建物の安全のため、要所には近代の道具も使います。   この日の作業はここまで。柱と梁と桁の基本的な組み上げまでを済ませました。  これから垂木を配置し、茅を葺いていくのですが、月に2回の限られた時間の作業ですので、来年までかかるかもしれません。    月ごとに “成長” していく建物の姿、大中遺跡公園に来られた時はぜひご覧ください。作業中でも声をかけていただければ嬉しいです。  次回は、8月14日(土)、その次は8月29日(日)の予定です。  (午前中で終わります。暑いので…)

体験講座「古代の技に学ぶかごづくり」

 7月25日(日)、古代体験講座「古代の技に学ぶかごづくり」を開催しました。 材料のクラフトテープです。これを組み合わせてかごを作ります。 まずは底面づくりから。「この順番でいいかな?」 わからないことがあったら、先生役の当館ボランティアの皆さんに聞いてくださいね。 テープとテープの間に細いひもをかけています。なかなか難しそうです。 底が出来たらテープを折って、側面を作っていきます。 完成です!みんな上手にできたかな?

体験講座「はじめての土器づくり」

7月18日(日)に、体験講座「はじめての土器づくり」を開催しました。 古代の人と同じように貝や縄で紋様をつけて、オリジナルの土器を作ります。 青いエプロンをしているのは、当館のボランティアスタッフです。 丁寧に教えてくれるので、はじめてのかたも安心です。 はじめに、どんな土器を作りたいか、設計図を描きます。 粘土のかたまりを、切り分けて伸ばして、「粘土ひも」を作ります。 その粘土ひもを積み重ねて、高さを出していきます。 ある程度、形ができたら、フチを丁寧に整えます。 貝殻を使って、丸みを出しています。 これでいいかな?  *  *  * このあと3週間ほど乾燥させ、 博物館の窯で焼き上げます。 ほかにも色んな体験講座を企画しています。 (くわしくは 「体験」のページ をご覧ください) みなさんのご参加、お待ちしています。

兵庫考古学研究最前線2021ー古墳時代の兵庫①ー『古墳時代の兵庫』

7月17日(土)、和田館長を講師に講演会「兵庫考古学研究最前線2021ー古墳時代の兵庫①ー『古墳時代の兵庫』」を開催しました。 「兵庫考古学研究最前線」は、注目の発掘調査や最新の研究の成果など兵庫県内の考古学情報をわかりやすくお伝えしようとする目的の連続講演会で毎年数回ずつ実施しています。 今年度は新しい試みとして、「古墳時代の兵庫」というテーマを設定し、5回にわたって5人の講師がリレー講演します。 トップを切る和田館長は、播磨と他地域の古墳を比較した解説からスタート。 兵庫県は全国で最も古墳の数が多いなど、兵庫の特徴にも触れました。 また、大型古墳は近接する場所で連続して造られることが少なく、地方で有力者の古墳の場所が大きく変わるのは、ヤマト王権の政策の動向などに深く関係している、等の話がありました。 講演会終了後には、テーマ展示室で「学芸員によるミニ講座」を開催しました。この日のテーマは"兵庫の大型古墳”でした。 講演会は予約制ですが、ミニ講座は当日受付ですのでお気軽にご参加ください。 講演会は予約が必要です。 現在は、8月28日以降に実施する回について予約受付中です。お申し込みお待ちしております。

夏季企画展開幕直前 列品作業ご紹介!

 梅雨が明け、当館では22日から開催される夏季企画展の準備の真っ最中です。例年夏季企画展は、春季特別展が終了してから2週間ほどしか準備期間がないので大忙しです。その準備の様子をご紹介します。    企画展のテーマは「淡路島発掘」です。淡路島が日本遺産「国生みの島・淡路」に認定されて5周年を記念しての展覧会です。  会場の特別展示室は、当館所蔵の資料や他の博物館等からお借りした展示品、展示に使用する道具などでいっぱいです。  展示品のキャプションボードを壁に設置します。設置する高さや水平に設置しているかなど一つ一つ確認しながらの作業です。  資料を先に並べてしまうと、ボードの設置作業が大変なので、あらかじめレイアウトをよく考えて設置します。  毎回見ていて思いますが、列品はかなりの力仕事です。  遺物の下部が見やすいように鏡を設置しました。この横杓子を当館の学芸員が発掘したときは、塗られた水銀朱がとてもきれいな赤色を発色していたそうです。県指定文化財で、今回の目玉の一つです。  小さな遺物を並べています。これも列品に欠かせない緻密な作業です。    個々の資料のキャプションもミリ単位で位置決めします。  雨流(うりゅう)遺跡出土の鞴(ふいご)の羽口(はぐち)の部分です。吹き出し口を奥にするか手前にするか横にするか、ご覧いただくのに一番いい置き方を思案中。  展示室入口のバナーの設置です。作業もいよいよ大詰めです。  今回の主題となるコーナーです。 *  *  *  *  *  夏季企画展「淡路島発掘」は、7月22日(木・祝)から8月29日(日)まで開催します。  淡路島でこれまでにあまり触れられる機会の少なかった出土品の紹介と、淡路島の祭祀をはじめ、島内外との政治関係や交流にスポットを当てた展覧会です。  夏休み期間中の開催ですので、ご家族連れで、または旅の途中に、どうぞお越しください。お待ちしております。

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