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春のメインホール展示―弥生時代の始まりの土器―

3月に入り、だんだんと春らしい陽気になってきましたね。 当館では「メインホール展示」を、 4月17日から始まる春季特別展 「弥生時代って知ってる?」 にあわせて弥生時代前期の土器に展示替えしました。 左から、姫路市の八反長(はったんちょう)遺跡、丁・柳ヶ瀬(よろやながせ)遺跡、 そして、神戸市の玉津田中遺跡出土の壺です。 玉津田中遺跡の壺の口縁をよ~く見てみると、穴があいています。 ひもでフタをくくりつけて、水やお米を入れていたのでしょうね。 「メインホール展示」は無料ゾーンの中央にあります。 お近くにお越しの際はどうぞお立ち寄りください。

2月最後の週末~講演会と体験講座~

  寒暖差の激しい天気の続いた2月末。 27日(土)に講演会「墳丘墓からみた古墳と弥生の間」を開催しました。 講師は(公財)兵庫県まちづくり技術センター埋蔵文化財調査部の中川渉次長です。 県の職員となって2年目に発掘調査をした内場山墳丘墓(現・丹波篠山市)の話を中心に、 墳墓の形状や副葬品などを比較し、 時代の推定が難しいとされる弥生時代と古墳時代の判別のポイントや、 副葬品からみえる他国との交流などについて話されました。 翌日28日(日)には、2つの体験講座を開催しました。 まずは予約制の古代体験講座「組み方いろいろ組みひもづくり」。 色とりどりの毛糸やコットンの糸で、美しいひもをつくります。 この日は難易度の高い8本ループの組ひもづくりにも挑戦しました。 (写真は6本ループです) こんなひもができました! 午後からは、大中遺跡公園のツバキの葉を使って、 「葉っぱのしおりづくり」をしました。 前もってスタッフが薬液にひたして柔らかくしておいた葉の外側の繊維を、 歯ブラシでたたいてはがし、葉脈を取り出します。 きれいにとれたかな? 葉脈だけになったら、ラミネートをして完成です! この日は、青い葉っぱと一緒にラミネートをしました。 楽しんでいただけましたか?

早春のイベント―講演会と外の様子―

2月13日(土)、講演会「古代中国の金属器を見る―古代鏡展示館の新展示から―」を開催 しました。 講師は当館の加西分館「古代鏡展示館」の長濱誠司事業課長です。 現在、古代鏡展示館は増築工事のため休館しており、今春のオープンに向けて準備中です。講演では中国青銅器の歴史を中心に新しく加わる展示品の魅力を紹介しました。 加西分館「古代鏡展示館」は四季折々の花が楽しめる県立フラワーセンターの中にあります。 コレクションを拡充して生まれ変わる古代鏡展示館にご期待ください。 同日、館外の体験広場では「週末の古代体験・石器を使ってみよう」を行いました。 石器を使って木を削ったり、石礫(せきれき)でドングリをつぶす体験をしてもらいました。大人のかたもどうぞ。 当館敷地内の梅です。(2月20日撮影)ようやく白梅が咲き、色とりどりの梅が楽しめます。 大中遺跡公園の梅も満開で、たくさんの方が撮影されていました。

古代体験講座「漢委奴国王の印づくり」

2月7日(日)、予約制の古代体験講座「漢委奴国王の印づくり」を行いました。 当館ボランティアが作成したシリコンの鋳型に、 低い温度で溶ける金属を流し入れて固めます。 熱い金属が飛ぶことがあるので、軍手とゴーグルをつけて行います。 よく冷ましたあと鋳型から外し、 合金を流し入れた湯口に固まった部分をカットします。 そのあと余分なところをヤスリで丁寧に削り、更に耐水ペーパーや歯ブラシで磨きます。 みなさん根気よく磨きあげてくれました。 できあがった印を掲げて笑顔のご夫婦。うれしいですね。 これからも魅力的な体験講座を企画していきますので、お楽しみに。

2月最初の週末 -大中遺跡公園と喜瀬川と今日の梅-

 2月最初の土曜日、一年で最も寒さが厳しいころですが、3月下旬くらいのポカポカ陽気になりました。週初めの雨予報も一転の好天気で大中遺跡公園では多くの方が散策されていました。  気持ちの良い午後のひと時、ベンチで一休み。子どもたちは元気に走り回っていました。  大中遺跡公園のすぐ東側を流れる喜瀬川。川の中につけられた道は快適な散歩道になっています。  正面の橋が「ふるさと橋」、上の写真はこのふるさと橋から下流に向けて撮影しました。橋の左側に大中遺跡と博物館があります。  大中遺跡へは山陽電車の播磨町駅から喜瀬川沿いの道を上流に向かって25分。道端には石で造られた埴輪がずらりと並んでいます。JR土山駅からの「であいのみち」より少し遠いですが、ウォーキングには最適の25分です。  ふるさと橋のすぐ上流では、水鳥が元気に泳いでいました。サギや川鵜もよく見かけます。  本日(2月9日)の梅、大中遺跡公園のメインストリートです。白梅はもう少し先のようです。

コウノトリ、大中古代の村に舞う!

 1月29日(金)、大中遺跡公園の上空にコウノトリが舞い、当館の学芸員が撮影しました。  1月29日の昼休み、風が強い日でしたので、大中遺跡公園の竪穴建物の点検のため巡回をしていた学芸員が、頭上に2羽の大きな鳥が風に向かって飛んでいるのに気づきました。 サギではないようなのであとで調べようと、持っていたカメラで撮影しました。  よく見るとコウノトリではありませんか!  播磨地域のため池によく飛来しているのは知っていたのですが、大中遺跡ではその姿を目にすることはありませんでした。  強い風に向かって飛んでいたせいか、ゆっくりと飛んでいたので何とか数枚撮影することができました。  大中遺跡公園でも営巣してくれたらいいのですが。 きっと、弥生時代もこの空を飛んでいたのでしょうね。

1月末の週末、梅と講演会と体験講座

  1月30日(土)、大中遺跡公園の梅です。寒さ厳しい日が続いた今年ですが、意外に早く咲きました。  本日の講演会は兵庫陶芸美術館所長補佐の藤田 淳さんを講師にお迎えしました。ポスターがとても楽しそうです。 藤田さんは、当館の前学芸課長で、考古博物館の立ち上げから尽力されました。 今日のテーマは「黒曜石とサヌカイト」、ご専門の石器にまつわるお話です。  本日も満員のお客さまです。石に興味のある方も大勢いらっしゃるのでしょうか。  藤田さんは、子どものころ、近くの畑で鏃(やじり)を見つけたことから石に興味を持ったそうです。  黒曜石は火山岩の一種で、割ると非常に鋭い破断面ができるので、旧石器時代からナイフ、鏃、槍の穂先などの石器として長く使われていました。  写真は、藤田さんが試しに黒曜石を割って石槍を作ろうとした時のものです。ほとんどが小さな破片や使えない石片になり、使える石塊はわずかだそうです。  サヌカイトというのは讃岐岩ともいわれ、名前の通り香川県や、大阪府の二上山などで多く採取される古銅輝石安山岩で、緻密でとても硬い石です。黒曜石と同様に古代から石器の材料として使われ、石琴などの楽器に加工されているそうです。  ここでは石割の極意について説明がありました。思い通りの形に成形するのはかなり難しい作業とのことです。  もしかしたら、山に普通に落ちている石や岩も、縄文時代の人達がさわったことのある石や岩なのかも知れませんね。 *  *  *  *  *  講演会と同時に週末の古代体験もおこなわれました。今回はアンギン体験です。  アンギンとは、山に自生する「カラムシ」という植物の繊維で作った糸をもじり編みという技術で編んだ縄文時代の編み物のことです。横糸と縦糸を編むのは現代も同じですね。この編みものの見本は、たて糸に何種類かの色で染めたカラムシを使って、カラフルに編んでいます。  アンギンの材料です。独特の木製の編み機と糸です。今回、横の糸は葦(ヨシ)の細い部分を使い、縦の糸はカラムシを使います。  縦の糸は、カラムシをクチナシや藍などで染めました。 学芸員が編み方の説明をしています。一般的な編み物とは違って独特の編み方です。  縦の糸を上部に刻まれた溝にうまく這わせて編んでいきます。一回編むごとに、横の糸を上に足していきます。今回は横糸にヨシを使っている...

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