10月5日(土)10:30より古代体験講座「あをによし 奈良の都のお昼ごはん」が開催されました。
この講座は、1,300年前の奈良時代の人たちは何を食べていたのかを知り、素材や道具を再現し、美味しいご飯を食べ、最後に遺跡から出土した本物の土器にも触れるといった盛りだくさんの内容となっています。
最初は、学習支援課学芸員から昔の奈良のごはんについてお話がありました。
当館ボランティアの方より、ごはんづくりについて説明です。
今回は、古代米入りのごはんを土器で炊き上げます。
焼き長芋を作るために大きな里芋の葉で包みました。
お汁には、きのこ類、むかご、ワカメ、塩を入れていきました。
お汁の完成です。(薪の火で煮込みます)
たき火で鶏の蒸し焼きと焼き長芋を作り、簡易かまどでごはんとお汁を作りました。
お汁もしっかり煮えて完成です。
古代米入りのごはんもふっくら美味しく炊けました。
鶏の蒸し焼きもしっかり中まで火が通り完成です。
班ごとに仲良くお昼ご飯をいただきました。
当館ボランティアの方々は、開始から最後まで時間をかけて古代のデザート「蘇」(牛乳をゆっくり煮詰めています)作りを頑張っていました。お疲れ様でした。
午後は、遺跡から出土した本物の土器にも触れる体験をしていただきました。(土器を傷つけないように指輪や時計は外していただきました)
これからの古代体験講座は、「遺跡ウォーク 五色塚古墳と垂水・舞子の遺跡を歩く」「古代機(こだいばた)でテーブルセンターをつくろう!」「縄文時代のまが玉をつくろう!」などが実施予定となっています。全て事前予約となっています。定員になれば受付終了となりますので、興味関心のある方は こちらから お早めに申込みしてください。
これからも多くの皆様の考古博物館へのご来館、並びに古代体験講座へのご参加を、お待ちしています。(小林)