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春の考古博は、学校見学のシーズン

例年以上に長かったゴールデンウィークが終わりましたが、
考古博物館ではもうしばらく、大勢のお客様でにぎわいが続きます。
新学期が始まったこの時期、近隣の小学校から
校外学習で見学に来ていただくからです。


当館の展示室は、「わかりやすく」をモットーにしているので、
楽しく学びにつながる「発見」があちこちに仕掛けられています。
(ちょっと宣伝です…汗)


館内の展示を、謎解きしながら見て回る、学びのプログラムも好評です。
あらかじめ、先生方と打ち合わせを重ねて、
学習活動や見学時間に合わせたプログラムになる工夫をしています。

*   *   *

考古博物館見学のもう一つの強みは、
隣に国史跡の大中遺跡公園があること。
今から1900年前の「弥生時代のムラ」が、
公園として保存されています。


当時の遺跡がどんな様子だったか?
復元された住居で体感できます。
案内や説明をされているのは、当館のボランティアの方々です。


遺跡では、弥生時代の暮らしを体で感じて、
想像していただきます。
昔の家は腰をかがめて入り口を入ると、
床が低くなっています。
どうしてこんな形になっているのかな?


電気もない時代だから、家の中は真っ暗。でも目が慣れてくると、
床に土器の復元品が置かれていることに気づきます。
これもボランティアの方々が、当時の作り方で焼いたもの。
「どうやって暮らしていたのだろう?」ちょっとした探検気分も味わえます。


このほかにも、遺跡公園の中には様々な「学びのネタ」が隠されています。
「自分で気づき・考える」きっかけも学んでもらえればと思います。


*   *   *

再び、博物館の中に戻ってきました。
次は何があるのかな?


中ではまが玉づくりを体験します。
昔の人がどのように道具を作ってきたのか?
を学ぶきっかけづくりです。


安全のため、石の硬さや道具は変えていますが、
作り方は遺跡から出てくるまが玉と同じ。
自分の手を動かして、必要最小限の道具を使って、
「モノを作る」体験をしてもらいます。
鋭いキリやヤスリを使うから、緊張気味。
そこをうまくサポートしてくれるのが、ボランティアのみなさん。
最初は戸惑い気味の顔も、そのうち、夢中で作り始めます。
手を動かして作る体験は、見た目以上に刺激的なようです。

*   *   *


当博物館のシンボルマークは、「2つの子供の手」です。
下に向けた手は過去を探り、上に向けた目は未来をつかむ、
子供たちの想像力にあふれた「手」をモチーフにしています。
見学を通じた学校との連携は、博物館の思いが形になる機会の一つ。
いつまでも、未来につながる「学び」を得てもらえるような、
場所でありたいと思います。

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