11月13日(日)、古代体験講座「古代人の生活体験―挑戦!弥生の昼ごはん―」を開催しました。
今回のメニューは、特製古代スープと赤米入りのごはん。当館のボランティアさんが作った弥生土器を、鍋として使ってつくります。
天候がよければ、屋外の竪穴住居跡の遺構で古代体験をしていただく予定でしたが、この日は雨。開始時間まで空の様子をみていましたが、雨の日用の室内中心のプランで行うことにしました。
ではスタートです!
最初にスープの材料を切ります。今回の材料は、白菜、ねぎ、シイタケなどのきのこ類、鶏肉などです。
弥生時代と同じ石製のナイフで、野菜や肉を切っていきます。
この石器は、学芸員やボランティアの皆さんがつくったもので切れ味バツグンです。皆さん、手を切らないように注意してくださいね。
切った野菜や肉を、土器の中へ入れます。「煮るときは、お肉が下の方がいいかなぁ?」楽しそうな声が聞こえます。
準備ができた人から順番に、部屋の外へ移動します。
少しでも古代人の気分に近づいていただけるようにと、竪穴住居が見える当館の軒下で煮炊きをしていただきました。
コンロに土器を置いて、石で固定して…スイッチオン!
お昼ごはんを食べ終わったあと、参加者の皆さんには、小さな臼と杵を使った脱穀体験などを楽しんでいただきました。
古代人の生活体験、いかがでしたか?
ほかにもいろんな古代体験講座があります。
これから冬期の講座の受付がはじまりますので、興味を持たれた方は、ぜひご参加くださいね。お待ちしています!