せっかく、照明が一新されたにもかかわらず、当館にお越しいただけないことになっていますので、今回のブログで照明器具交換の様子とともに、新しくなった照明を体感していただければと思います。
まずはテーマ展示室から。ずらっと並んだLED照明器具と従前の器具。形態は同じですので、見た目は変わりません。
新しいLED照明器具
これまでのハロゲンランプの照明器具
しかし、これまでの器具のハロゲンランプは、1個300ワット。それが、LEDだと50ワットで同量以上の照度があり電気消費量が少なくて済みます。またハロゲンランプの寿命は約1か月ととても短い上に、天井まで約7メートルの高さまで高所作業車(リフト)に乗ってランプ交換やメンテナンスをおこなっていましたが、LED化によって交換の手間が省けるようになります。
照明器具の交換作業
次は発掘ひろばの入口です。見るからに明るくなっています。中に入ってみましょう。
特別展示室は、天井・展示ケース内の蛍光灯、天井などに設置するスポットライトが、すべてLED光源になりました。
展示室ではありませんが、情報コーナーもすべてLEDに交換しました。特別展示室のLEDは昼白色ですが、こちらは電球色を採用しました。
いかがでしたか?
LED照明に変わった展示室を、実際に体感していただける日が、一日でも早く来ることを願うばかりです。
(学芸課 松井良祐)