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兵庫考古学研究最前線 第2弾

今日は「兵庫考古学研究最前線2018」第2弾! 講師は今年度退職する松井良祐学芸員。 「江戸時代における円山川・市川高瀬通船近回り輸送計画」と題し、年貢の安全な海上輸送を目指し栄えた、河川流通の歴史を探ります。 貴重な絵図を交えての熱弁で少し時間を超過しましたが、 ご清聴いただいた皆さん、ありがとうございました。 次回は来週9月22日(土)。 今春の「山城」展を担当した山上雅弘学芸員が「発掘!兵庫の城館」と題して、さらに深い山城の魅力について講演します。ぜひご期待ください。ご来館お待ちしております!

前田遺跡・中筋遺跡の現地説明会

平成30年8月26日、公益財団法人兵庫県まちづくり技術センター(CTC)が実施している前田遺跡・中筋遺跡(姫路市網干区)の現地説明会が開催されました。猛暑の中、230名あまりの方が参加されました。 前田遺跡(7区)では5世紀前半の初期須恵器が出土した住居跡を含め、方形の竪穴住居跡が12棟以上見つかっています。現場には土器が出土した状態でそのまま残されており、参加された皆さんは担当者の説明に聞き入っていました。 中筋遺跡(6区)では5棟以上の方形竪穴住居跡(6世紀)が見つかり、うち3棟は竈(かまど)が付属しています。また、この他にも弥生時代から中世までの幅広い時期の遺構が見つかっています。 今回、特に注目されるのは前田遺跡(7区)から出土した5世紀前半の初期須恵器(蓋・器台)です。朝鮮半島から須恵器の製作技術が伝わった時期のもので、全国的に見ても珍しい例です。調査員の説明を聞きながら、参加者の皆さんは熱心に観察されていました。 なお、前田遺跡から出土した初期須恵器を当館で9月1日(土)から1ヶ月展示します。ぜひご来館下さい。

絶滅危惧種 オニバス見られます

8月27日の神戸新聞朝刊に、環境省のレッドリストで絶滅危惧Ⅱ類に選定されているスイレン科の1年草「オニバス」の記事が載っていました。明石市のため池31か所のうち、5か所でしか今年は繁殖が確認されなかったようです。そのオニバスが、博物館南の狐狸ヶ池で見られます。 池の中央を縦断する遊歩道から東側に生息するオニバスです。 遊歩道からは横に遠くて見にくいので、展望塔の上から写しました。 アップでもこれが限度です。わかるかな? 兵庫県のレッドリストではBランク( 絶滅危惧Ⅱ類相当 )に選定されています。 遊歩道の西側にも生息しています。 葉は最大で直径2m以上にもなる日本最大の水生植物です。 狐狸ヶ池のオニバスは、直径1mくらいでしょうか。綺麗な赤い花を咲かせるそうですが、今回は確認できませんでした。 是非ご覧ください。

夏休み恒例 古代の家を作ってあそぼう!

ホンマに古代の家を作るの?そもそも古代の家ってどんなんなん? など、いろいろ質問はありますが、要するに親子(家族とか)で協力して そこそこ大きな家を作りましょうという企画です。 事前に資料を配って「古代の家・・」について説明はしますが、 まあ、自由に楽しいんで作ってくださいというものです。 みなさん、夢中になってつくられていました! 思い思いの「古代の家」を作りました 記念の一枚  地下のネットワーク広場が家を作るフィールドです  受付には行列ができました。  これが作業道具一式。説明資料も揃えています。 カッターを使用するので気を付けないと。  彼は資料を見ながらに忠実に製作しています。  こちらは、モダンな家になりました。 製作した家は各自お持ち帰り。 夏休みの宿題には少々大きいかな。

バックヤード見学ツアー こどもスペシャルツアー

きょうは、バックヤード見学ツアーの特別版、 小学生限定の「こどもスペシャルツァー」を実施しました。 小学生が15名、元気に参加してくれました。 あっという間に定員オーバーとなり、 急遽、通常のバックヤード見学ツァーも実施しました。 今回はごめんなさい。 最初に博物館の仕事について説明がありました。 「発掘して、きれいにして、調査して、記録に残して・・・・」 バックヤードの最初は、写真撮影室です。 みんなに遺物になってもらいました。 「まがたま」「どうたく」「はにわ」の3班に分かれて 記念撮影をしました。 写真は帰りにプレゼントしました。 遺物整理室です。早速体験です。 まず、土器の接合と補強の体験をします。 破片を合わせてみます。 パズルのようにうまくはいきません。 根気が必要です。 土器を補強しています。接合剤の調合が難しいです。 続いて拓本です。古銭の型を取ります。 拓本を乾かすのが難しいです。 うまくとれたかどうか、図鑑と見比べて確認します。 最後は保存処理の体験です。 最近出土した鉄製品の錆取り作業をしてみました。 実際と同じように研磨機で削りました。 とても貴重な体験です。   これは木片の表面処理です。蒸気をあてて綺麗にします。 「蒸気を当てすぎてもだめだからね」と 言われ、慎重に作業を進めます。 はいっ!本日はお疲れ様でした。 「楽しかったですか~」と聞くと、みんな手を挙げてくれました。 この中から将来の考古学者が育ってくれればうれしいですね。 体験はありませんが、通常のバックヤード見学ツアーは 8月22日と29日にも行われます。 作業の様子が間近で見られますので、是非ご参加ください。  

考古博の夏、池のスイレンとイチョウ

連日の厳しい暑さ、体調はいかがですか。 考古博周辺は蝉の大合唱です。 暑くなりすぎると蝉はあまり鳴かなくなると聞きますが、 考古博周辺は少し涼しいのでしょうか。 西にある狐狸ヶ池と東側の大中遺跡公園の森のおかげかもしれません。 ・・・・でもやっぱり暑いです! 狐狸ヶ池の周囲に蓮の葉が広がっています。 白く点々と見えるのがスイレンの花です。 水位が安定している池などに生息するようです。   直径10㎝程度の大きさです。 日本で見られるのは、スイレンの中でもヒツジグサ(未草)という種類です。 とてもかわいいです。 池をよく見ていると直径1㎝程度の大きさの こんな可愛い花も見つけました。 調べてみると、菱の花でした。 大中遺跡公園のイチョウです。 枝が折れそうなくらいに、 実(銀杏)がいっぱいついていました。 これが秋の主役になるのですね・・・・。 暑い中、ぶらり散歩で見つけた考古博の夏の一コマでした。

バックヤード見学ツアー報告

バックヤード見学ツアー 第1回目が実施されました。 ふだんは見ることができない博物館の舞台裏を見ることができます。 あっという間に定員15名に達しました。 ありがとうございます。 ツアーコースの資料だけでも楽しいですよ。 遺物収蔵庫です。ここまではいつでも見られます。 このあと、ふだんは入れない内部を見学します。 いよいよバックヤードです。 遺物整理室で1000年前の土器を目の前に ため息が出ます。 いつもはこんな感じて、離れた窓越しにしか見られません。 遺物の内部をレントゲンで調べたり、 高精度の顕微鏡などで調査する部屋です。 高価な機械がならんでいるので緊張します。 金属製遺物の錆をとる作業をする部屋です。 担当者の説明に皆さん熱心に聞き入ってました。 まだまだ見学は続きます。 全部お見せしたいところですが……。 バックヤード見学ツアーは、8月22日(水)、29日(水) にも実施します。どなたでも参加できます。 各日とも13時30分~14時20分、     14時30分~15時20分の2回実施です。 (受付は13時から 定員各回15名) 8月8日(水)には、小学生対象で楽しい体験付きの 「バックヤード見学ツアー・こどもスペシャルツアー」 も実施されます。 (13時30分~15時30分 受付13時 定員15名) 夏の思い出にぜひ体験しに来てくださいね。

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