古代体験講座「子持まが玉のレプリカをつくろう」を開催しました。
今回は、当館では珍しく2日続きの講座です。そのせいか、参加者の皆さんは気合十分の雰囲気でした。
南あわじ市の雨流(うりゅう)遺跡から出土した子持勾玉(こもちまがたま/県指定文化財)を参考に、2日間(計8時間)かけて作ります。
素材は比較的やわらかい石、滑石(かっせき)を使います。今回の体験講座では、事前にスタッフが半月状に加工した石を提供し、それを受講される皆さんに削り、磨いていただきます。
(工程の模型/右端が完成図)
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<1日目>
石を削り、おおまかな形をつくるところまで進めます。(目標:上の図の左から3~4番目くらいまで)
最初は側面から取り掛かります。パーツのまわりを削り、凹凸を出していきます。
1日目はここまで。あとは翌日、細部を磨き仕上げます。