春を飛び越えて、初夏を思わせる大型連休直前の日曜日。
出会いの道では、八重桜が咲きほこっています。
今年は桜を楽しめる時間が長く感じられましたが、
最後を飾る八重桜の盛りを過ぎれば、
梅雨までのひと時、爽やかな季節が続きます。
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ただいま考古博物館では、特別展「縄文土器とその世界」を開催中。
これに合わせて、関連イベントも土・日・祝日を中心に開催しています。
この日のイベントは2つありました。ひとつ目は、
ボランティアのひょうご考古楽倶楽部の皆さんによる紙芝居。
特別展に合わせて制作された新作、「ようこそ縄文ランドへ」を熱演。
紙芝居の中で縄文時代にタイムスリップする、冒険ものがたりでした。
今回の特別展に並べられた品々も登場します。
イギリスのむかしばなしの紹介もありました。
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2つめは、特別展「縄文土器とその世界」の解説会。
兵庫県の縄文時代の土器も多数展示され、ひょうご五国が
一万年前の縄文時代はどんな様子だったか?紹介されています。
この日は、展示を担当した学芸員によるギャラリートーク。
縄文土器を始め、多くの遺物を前に、縄文人の心が乗り移った
かのような、愛にあふれる説明で、見どころを紹介しました。
今回の展示品で注目の一品。新潟県の縄文遺跡で多く出土する
「火焔型土器」は、縄文土器のなかでも代表的なもの。新潟県津南町
からお借りしてきました。ぜひ、展示室でご覧ください。
考古博物館では、展示や講演会のほかにも、来館いただいた皆さんに
楽しみを感じていただける、様々な催しを用意しています。
季節も穏やかなこの時期。ぜひ考古博物館へお越しください。
スタッフ一同お待ちしております。