今日は冬の恒例行事「加古大池ヨシ刈り」です。
天気は快晴でこの時期としては特に寒くもなく絶好のヨシ刈り日和になりました。
刈ったヨシは大中遺跡の竪穴住居の屋根を復元するため使います。
この日に備えて軍手もワークマンで新調し、準備万端でのぞみます。
まずは準備体操。ケガの無いように身体をほぐします。
今年も館職員の他にボランティアのひょうご考古楽倶楽部の方々と国立明石高等専門学校の生徒さんたちの応援がありました。心強いです。
作業は草刈り機による刈り込み係、刈ったヨシを集める係、ヨシに混ざっている草やゴミを鋤きとるガンジキ係、そしてそれを束ねる結束係とそれぞれの担当に分かれて手際よく進められていきます。
途中に1回の休憩を挟み、午前中で目の前のヨシは全てきれいに刈り終えました。
ただ、今年のヨシの生育状況はもう一つのようで、例年ならもう少し背も高く伸びていて、運び出すときにトラックの荷台から飛び出してしまうところが、ほぼ荷台内に収まってるような状況でした。
そのような状況でしたが、ヨシの生育状況の関係で刈り込む面積も例年より少なかったことから3時前には無事に作業を終えることができました。
刈り取ったヨシは博物館に戻って保管場所に立てかけて乾燥させて保存します。
このヨシたちが竪穴住居になる日が楽しみです。
例年より作業は楽だったようですが、引っ付き虫の草(名前がわかりません)が多く、せっかく新調したカエル(軍手)もホツレて満身創痍になってしまいました。