16時30分、博物館前の広場では、早くからボランティアさんたちが準備をして参加者を待っていました。幸いお天気も良く、10月半ばにしては夕方でも少し汗ばむ陽気でした。
まずは、火おこしから。初めてとのことでしたがうまく呼吸を合わせて…、
なんと、ほんの10数秒で火種ができました。素晴らしい!
17時、博物館が閉館しましたので、ナイトミュージアムの開始です。館内の灯りは非常灯と、危険防止のために要所に置かれたランタンの灯りだけで、暗い館内を一人で歩くには怖そうです。
石棺を展示しているコーナーでは、ボランティアさんが古代人の衣装を着て石棺から出てきたので、少し驚きました。館内には、何か所かこういうトラップが仕掛けられていました。
1時間ほどナイトミュージアムを体験して外の広場に戻ると、すっかり暗くなっていました。
さっきの火を使って、ボランティアさんたちが、土器でご飯を炊いていました。うまく炊けるかな?
ご飯ができあがるまで、夜の大中遺跡を探検します。大中遺跡は博物館の閉館時間と同時に閉門しますので、これも貴重な体験です。松明代わりのランタンの灯りがとても明るく感じます。
竪穴住居に入ってみました。古代の人たちは、床の中央のくぼみで焚火などをして暖と灯りをとっていたようですが、かなり暗かったと思います。
大中遺跡の探検を終えて広場に戻ってくると、夕食の準備ができていました。
竪穴住居に入ってみました。古代の人たちは、床の中央のくぼみで焚火などをして暖と灯りをとっていたようですが、かなり暗かったと思います。
大中遺跡の探検を終えて広場に戻ってくると、夕食の準備ができていました。
今回の食事は白米に赤米(古代米)を少し混ぜたご飯と、狩りで獲ってきた(つもりの)食材を焚火で焼いておかずにします。「豚肉は狩りで獲ってきたイノシシ、ジャガイモは山で掘って取ってきた自然薯だと思って食べてくださいね」と担当の学芸員が “説明” していました。
早く焼けないかな~ ワイルド感が出てますよ。
ご飯ができあがりました。うまく炊けたようです。赤米を混ぜているので、赤飯を思わせるような色合いです。おこげもありそうですね。