毎月2回、当館職員とボランティア、明石高専建築科のメンバーで行っている
「竪穴住居復元プロジェクト」。
9月26日は、大中遺跡公園中央にある"5号住居”のカヤの修繕と屋根の仕上げをしました。
以前カヤをとめていた縄が劣化したので、取りかえているところです。カヤがバラバラになる前にやらねばなりません。
作業は2人ペアで行いますが、息が合わないとなかなか上手くいきません。屋根の内側の人との兼ね合いが難しいです。
屋根を葺く前に、縄の結び方を練習するボランティアさん
学芸員が作業のコツを教えます
屋根の押さえは、杉板が飛んでしまわないように竹で押さえています。
しっかり固定させるために、実はこっそり「銅線」をつかっています。
弥生人に負けじと現代人も試行錯誤して、いい家づくりに取り組んでいます。
次回は10 月9日(土)10:00~15:00に行います(天候がよければ)。
ここ数回は大人たちだけで行いましたが、次回は高専生も参加して新しい住居の建築作業を進める予定です。
作業の様子はまたこのブログやSNSでご紹介しますので、お楽しみに!