平成27年4月南あわじ市内の砂利加工用に集められた砂山から銅鐸7点が発見されました。
その発見に立ち会われた南あわじ市教育委員会の定松佳重さんによる
講演会「松帆銅鐸の発見」が10月7日開催されました。
銅鐸に小さな銅鐸を入れ子にした状態で発見されこれは非常に珍しいことだそうです。
また、入れ子になった銅鐸の中に鳴らすための
金属の棒「舌(ぜつ)」も埋納せれていました。
南あわじ市教育委員会と国立文化財機構奈良文化財研究所が中心となって
現在、調査研究と保存処理が行われているそうです。
会場は130人を越える考古学ファンで満員になりました。
現在、特別展「青銅の鐸と武器」で松帆銅鐸5点が展示されています。