9月19日(土)、今年就任した和田晴吾館長が、就任後はじめて講演いたしました。
題名は「 古墳とは何か-葬送儀礼と他界観- 」。
「古墳は、首長の葬送儀礼のための政治的、 社会的、 宗教的舞台装置」であり、「死者の魂は船に乗って他界へと赴くという観念から、遺体を運ぶ際も実際に船に乗せ、古墳へ引っ張っていった」などと、古墳のそもそもの在り方について約1時間お話しました。
会場には100名を越える方々に来場いただき、皆さん熱心に耳を傾けておられました。
講演の後は会場から多くの質問が出され、全体で約1時間30分の講演会が終了しました。
*****次回講演会のご案内*****
次回は、10月3日(土)に石野博信名誉館長(昨年度まで館長)が講演いたします。
題名は「 ヤマト王権と但馬 」。
同日に開幕する特別展「 王墓の埴輪ー池田古墳のすべてー 」の関連講演会の初回です。
12時50分より受付開始、講演は13時30分~15時です。
ご来場お待ちしています。
特別展「 王墓の埴輪ー池田古墳のすべてー 」
詳細は下記のURLをクリックしてください