分館で展示される予定の美しい古代中国鏡の大型パネルを掲示するとともに、「ブースに人を引きつけるもの」として、2つの作戦を立てました。
一つは「本物の力を借りる」です。大型金庫のような特別収蔵庫から2面の鏡を持ち出しました。そのうちの1面は表面(紋様がなくツルツルの鏡面)を上に向けて置き、自分の顔を映してもらうことで「鏡」であることを体感してもらいました。
作戦は二つとも大成功だったのですが、うれしい誤算がありました。それは、掲示したパネルにも興味をもって見ていただいたことです。いろんな質問も飛びだし、古代の鏡を通してたくさんお話ができました。
今回のリサーチをふまえ、さらにバージョンアップした考古博物館分館を開設しますので、どうかご期待ください。