世界最大級の古代中国鏡コレクション
千石コレクション調査研究委員会
を開催しました
このコレクションは加西市の千石唯司さんから兵庫県に寄託・寄贈されたもので
古代中国鏡など300点以上にのぼります
古代中国の鏡は、わが国に弥生時代以降に渡来し、宝器として扱われてきました
つまり古代の日本や世界の歴史を考えるうえで重要な資料となります
兵庫県立考古博物館では今後、膨大な資料を調査研究し、公開する方法を検討するため
「千石コレクション調査研究委員会」を立ち上げ、7月30日に第1回の委員会を開催しました
今回100点の鏡等を委員にご覧いただくとともに、報道関係者に公開しました
今後、本格的な調査がはじまります
今後、本格的な調査がはじまります
鏡から飛び出しそうな「龍」
(唐代の鏡 背面文様の一部)
千石コレクション調査研究委員会
委員長 難波洋三(奈良文化財研究所埋蔵文化財センター長)
副委員長 岡村秀典(京都大学人文科学研究所教授)
委員 森下章司(大手前大学総合文化学部教授)
委員 廣川 守((公財)泉屋博古館学芸課長)
委員 山中 理((公財)白鶴美術館学藝課長)
委員 成瀬正和(宮内庁正倉院事務所保存課)
委員 田村朋美(奈良文化財研究所埋蔵文化財センター)
古代鏡をめぐる、考古学・美術史学・保存科学の専門家です)
観察のようす
正倉院と同型鏡も・・・
松緑石象嵌鋸歯縁鏡
(夏時代 約4,000年前と推定)
最古級の鏡?
委員による観察 そして意見交換
難波洋三委員長(奈良文化財研究所埋蔵文化財センター長)
報道取材風景
世界的な古代中国鏡コレクション
今後委員会で本格的な調査が始まり
新たな研究ステージの幕があがります
【お知らせ】
夏休み中の体験講座
自由研究に活用!
当館学習支援課 079-437-5564にご確認ください
下記ホームページをご覧ください
講演会
兵庫五国の考古学
こうこはくはクールスポット期間中
7月1日(火)~9月30日(火)まで
観覧料金は通常料金の半額です
詳しくは下記を参考に
阪神・淡路大震災20年展
企画展 兵庫五国の考古学
ー官兵衛を巡る五国の城ー
平成26年7月12日(土)~9月7日(日)
官兵衛が活躍した戦国時代末期、兵庫県は織田と毛利が覇権を争う激戦地となりました。
三木城や有岡城では大規模な包囲網が築かれ
壮絶な籠城戦(ろうじょうせん)が行われました。
今回の展示では、籠城戦の中で誕生した新たな城郭やこれを取り囲んだ
織田軍の砦(とりで)群(付城・陣城)を展示。
詳細はHPを参照ください
(古代体験イベント)
古代人オンステージ
8月16日(土)13:30~15:00 無料
古代人に扮したスタッフが楽しいパフォーマンスを繰り広げます
開館中のイベント
(土)14:00~15:00 ときどきドキドキ体験!石棺に入ろう
(日)14:00~15:00 ときどきドキドキ体験!古代船に乗ろう
講演会やイベントも多数!
詳細はHPを参照ください
夏休みもイベントいっぱい!
楽しい考古博へ
どうぞご来館ください!