11月1日にメインホール展示を入れ替えました。
11月のメインホール展示は、開催中の特別展「丹波焼誕生」で展示している刻画文陶器(絵が刻まれたやきもの)の番外編として、人物が刻まれた丹波焼の陶片を紹介します。
左側には、髭面の男性が描かれた丹波焼陶片、右側には、参考として刻銘のある石硯を展示しています。
一見わかりにくいですが、左側の陶片は、よお~く見てみると、髭面の男性の顔が描かれています。
刻画文陶器で人物が描かれているものはとても少なく、丹波焼では現在のところこの陶片だけです。
右側のは石製の硯の破片で、右のように文字(刻銘)が刻まれているのだそうです。これも目を凝らしてみてもなかなかわかりません。
画像ではわかりにくいと思いますので、ぜひご来館のうえ、それぞれの破片に描かれた絵や文字を確認してみてください。
メインホール展示は、12月23日までです。お待ちしています。